藤の花が見ごろを迎える4月20日、愛知県・南知多町の大井漁港に午後から釣行した。ファミリーでも手軽に楽しめる釣りをと考え、サビキやちょい投げで釣れるおいしいアジやキス、夜はアナゴを狙う。特にアナゴは、これから旬を迎えるのでとても楽しみだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・渡邉敦)</sptsurinews.jp/data/wp-admin/post.php?post=252249&action=editan>
アナゴ狙いの夜釣り開始
午後6時を過ぎると薄暗くなってきたので、メインターゲットのアナゴ仕掛けを準備する。けれど、キス狙いのチョイ投げ仕掛けのリグを外して三越ウナギバリ13号に交換するだけとチョー簡単。
エサのサバの切り身は縫い刺しにする。釣り方はブッコミ。サオの先に鈴を付け、20mほど仕掛けを投げてアタリを待つだけ。実にシンプルだ。
午後7時ごろ、隣の釣り人が何か釣った。にょろにょろと長いぞ…、もしかしたらアナゴ? ちょっと見に行くと、良型のウナギやん! お兄さんはいらないらしく頂いた(ありがとうございました)。
40cm級アナゴ手中
こちらもそろそろアタリがくるかなと思っていると、鈴がチリンチリンと鳴った。アナゴやウナギ釣りは、早アワセは禁物。しっかり食い込むまでじっくり待つ。
チリンチリンチリンチリンと激しくなった。「ヨッシャー掛かった!」とアワせると、グルングルンと仕掛けに絡まり重みがある。確実にアナゴだ。釣れたのは食べごろサイズのアナゴ40cm級だった。
70cm級アナゴゲット
しばらくして、またチリンチリンと鳴った。サオを倒す勢いで、けたたましく鈴が鳴る。これはデカイ、めっちゃ引く!上がってきたのは70cmほどのアナゴだった。
その後、最初のアナゴと同型を追加。満潮の潮止まりを迎え、アタリもなくなったので午後10時に終了した。アナゴは天ぷらにしておいしくいただいた。
これからの旬魚に期待
アナゴはこれから旬を迎える。夏に向かって水温が高くなればアジやキスも上向くだろう。夜釣りをする際は、風が吹くと肌寒いときがあるので上着を用意しよう。また、これからの時期は蚊が出るので虫よけスプレーがあるといい。
最後に、漁港で釣る際の注意点として、釣り禁止場所や駐車禁止場所に注意してほしい。作業中の漁師さんの邪魔にならないように心がけ、ゴミは必ず持ち帰ろう。
<週刊つりニュース中部版 APC・渡邉敦/TSURINEWS編>
大井漁港