昨年は自身1.3kgと釣果が伴わなかった沖縄ティップランエギング。今年は昨年の仮を返しに再び沖縄へ行ってきました。釣行記の他沖縄ティップランエギングの釣果アップワンポイントや楽しみ方、釣ったイカの持ち帰り方等をご紹介します!お世話になるのは寄宮(YOSEMIYA)のタイソンこと末吉船長。メンバーは三重の五ヶ所湾で釣船屋たにぐちを営む谷口船長と愉快な釣り仲間です。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮野伸一)
アワビシールが効果絶大
今回の沖縄ティップランはエギにひと工夫を加えることによってイカの反応が大きく変わりました。その工夫とはいたって簡単、エギの背中にアワビシールを貼ることです。
釣り仲間のFさんが持っておられ、皆さん試しに貼ってみると、これが功を奏してヒットエギはほとんどアワビシールを貼ったエギ!
2日目にヒットしたエギも実は直前にアワビシールを貼ったエギにチェンジしたことが勝因で、アワビシールを見るともうボロボロに!乗らなかったイカもおそらくこのシール目掛けてイカパンチしていたことがよく分かります。
シンカー調整も重要
後はシンカー調整が非常に重要で2日目のようなベタ凪のゆるい潮の時は普段使わない10gのシンカーでゆっくりフォールさせることも必要です。ドテラ流し限定になりますが谷口さんはこれで2連続ヒットされていました。
何が起こるか分からない自然相手の沖縄ティップランエギングなので準備万端にして臨みたいですね。
沖縄と三重のティップランの違い
沖縄のティップランエギングは、船のスパンカーを立てバーチカルにエギを落とし込みピンポイントでイカを狙っていく釣り方です。これに対して三重をはじめとする一般的なティップランエギングは、船をドテラで流し着底後のエギを水平移動させる釣り方になります。
上から落ちてくるエギに反応させる沖縄スタイルに対して水平に移動するエギに反応させるのが三重スタイル。
2日目はイカの目線を変える意味合いで沖縄で三重スタイルを試みたことが三重を拠点とする我々アングラーのティップランスタイルと見事にマッチした結果となりました。これは船長の好判断と私たちアングラーの見事なチームプレーでしたね。
沖縄からイカを持ち帰る方法
沖縄で釣ったイカはどうするの?沖縄など離島での釣りは2日~3日の釣行になるケースが多いのでイカの持ち帰り方が気になるところです。
まず釣ったイカは自宅へ送る方法とクーラーボックスに入れて持ち帰る方法があります。どちらにしても今回お世話になった寄宮さんが所属する那覇新港釣船共同組合で冷凍にすることが可能で、発泡スチロールに入れて発送してくれます。
今回は昨年同様持ち帰ることにしたのですが、大型アオリイカをそのまま凍らすと重量が増すばかりかかさばってしまいます。そこで船上で捌いてコンパクトにして凍らせて持ち帰ることにしました。
これなら帰宅してもそのまま冷凍庫に入れて食べる時に解凍するだけです。ポイントは素早く捌いて小分けにすることです。