釣行時、読者の皆様はどれくらいの頻度で針を交換するだろうか。この「針交換のタイミング」というのは経験やカンがモノをいう分野であり、「これ」といった定義が存在しないので中々に難しい。今回は、著者が考える「渓流エサ釣りにおける針交換のタイミング」と、著者が実釣で使用している針ケースについて紹介していこう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)
著者の針ケースを紹介
では、著者が実際に渓流釣りで使用している針ケースを紹介しよう。
よく使うサイズは多めに
著者が最もよく使う針は忍ヤマメ。3月~4月、7月の渇水期、8月の支流で使用する5号は消費が激しいため、多め(スペース2つ分)に用意している。
針サイズは豊富に
あらゆる状況を想定し、サイズは常に4号~7号を揃えている。さらには、ストックが切れて釣りができない……と言った事が無いよう、車内に置いている荷物入れの中にもストック針を用意している。
違う種類の針も用意
イクラ使用時や、クロカワムシ等を使って目先を変えたいときに使用するカッパ極も常備。特に4号は解禁直後だけでなく夏場の渇水時に使用する事があるので、意外と使用頻度は高い。
オモリも一部入れておく
針を交換する時、同時にオモリのサイズを変えることも多い。オモリケースは別に持参しているが、針と同時に変更する際に手早く交換できるよう、よく使うジンタン(著者は2号~4号)も針ケース内に入れてあると便利なのでオススメだ。
古針ポケットを用意
交換する針は1か所に纏めておき、まだ使用できそうな針は帰宅してから研ぎ直して使用する事もある。古い針はくれぐれも釣り場に処分しないようにし、必ず持ち帰って処理しよう。
針交換は積極的に行おう
一度釣りを開始すると、仕掛けが切れるまでそのままの針で釣ってしまいがちだが、いざ良型のアタリが出た時に空振りしてしまっては元も子もない。
常に鋭利な針の使用を心がけ、最高の瞬間に備えていれば、「あの時針を交換していれば……」と泣きを見ることは無いはずだ。面倒がらずに、針交換は積極的に行うようにしよう。
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>