厳寒期の海上釣り堀。慌てて購入した海上釣り堀浮き仕掛けセットで人生初の海上釣り堀で竿を出す。心配するアテンド役の釣友をよそにやる気満々の私。今回の経験から初心者が行く前に必ず見てもらいたいことを凝縮。神奈川県のみうら海王さんにお邪魔した様子と併せてレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター永井航)
海上釣り堀を楽しむ6つの心得
海上釣り堀を楽しむための6つの心得を紹介しよう。
仕掛けはセット商品でOK
仕掛けは初心者向けのセットで大丈夫。突き詰めるとウキの感度など、様々あるのだろうかとりあえずはセット商品のもので十分。当日も小さなアタリ含め、しっかり対応できた。
事前の準備が何より大切
釣り堀に足を踏み入れる前には後は投げるだけ状態にしておきたい。受付の時点で最近のタナを聞き、合わせておくのがベスト。また予備の針とハリスも数セット事前に組んでおくと引っかかった時などに時短になる。
ライントラブル防止策
軽め仕掛けに太ナイロンラインでは風に負けるとトラブルになりやすかったりする。一方PEラインでは張りがなく、ウキとラインが絡みやすいと一長一短ではあるが私のおすすめはPEラインだ。道糸付きのセット仕掛けもあるがその場合はクセを無くすためにも最低でも前日には糸を巻いておきたい。
手返し重視
釣りにおいて手返しは大きな要素だが、海上釣り堀では特に大事。貴重な時合いを逃さぬためにもエサ付け、タナ調整などは素早く、正確にすることを意識してほしい。もしハリスが絡んだらほどく時間がもったいないので切る方が良いだろう。
数種類のエサを準備
エサはいくつか種類が欲しい。エサのローテーションでその時の当たりエサを探したいところだ。釣れない時間は周りを見て周りと違うエサを使うとアタリがでたりした。
他の釣りと同じくこのエサしか釣れない。というような日もあるようだ。様々なパターンに対応するためにも練りエサ、ササミ、エビ、活きエサなどを多く揃えておくほうが安心できる。
釣り堀の外も楽しむ
どこの釣り場でもできるとは限らないが釣り堀の外にも魚はいる。巻いたエサのおこぼれを貰っている魚や逃げた魚など多くの魚がいたりする。それらを狙うのもいいだろう。
こちらはウキ釣りよりもミャク釣りのが良い。釣り堀の時合いはある程度始まる前にきっかけがある。例えば、朝一の時や放流、エサ撒きの時などだ。それ以外は外を狙うくらいでも良いのかもしれない。
以上が1回目の釣り堀で学んだことだ。釣り場により差はあれどここさえ抑えれば帰りに魚屋に寄らずに済むだろう。
<永井航/TSURINEWSライター>