遠投が効くことはルアーフィッシングでなによりもアドバンテージになる。シーバスフィッシングに於いて一大イベントといっても過言ではない「バチ抜け」でも川の中央部などにできた流芯周辺を浮遊するバチやモジリ狙いが可能になることで釣果に大きな差ができる。サイズ感を超える圧倒的な遠投性を誇るDUОのベイルーフ マニック。言わずと知られたバチ抜け用ルアーでの沖の潮目攻略をお届け。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 立石)
ベイルーフ マニック
シーバスのバチ抜け用ルアーとして愛用者が多いことで知られているベイルーフ マニック。重心固定のシンキングペンシルで空気抵抗が少ないボディ形状とウェイトバランスで飛行姿勢がよく、圧倒的な飛距離を誇る。リーリングで浮き上がる特性を持ち、水面から水面直下を釣りやすく、独自のタイトロールアクションを起こす「マニックムーヴ」が特長的。
また、ロッドを立てたリトリーブ時の引き波もバチ抜けに効果があり、ベイトが魚の時にはロッド操作でトゥイッチやジャークも可能。
よく釣れる!マニックムーヴ
頭を上げて小刻みに揺れながら微細な波動を生み出すタイトロールアクション。リールのただ巻きだけでアクションして、デッドスロー時でも確実に波動を刻む。
ルアーサイズも豊富
マニックはサイズも豊富。写真はサイズ感がわかりやすいように75、95、115、135を用意(ほかに軽量化とウェイトバランスがチューニングされたスロー95、115、135がある)。
カラーは新色のマットブラックPBⅡ(写真)や水玉ピンクグロー、クリアイエローボーンなど全体で21色ある。豊富なカラーラインアップも魅力。
ルアーサイズは中川などの小規模河川では75、95がマッチしている。荒川などの大規模河川では135が有効。カラーはホワイトやピンクで派手なカラーが認識しやすく、シルエットが効いているカラーへと変えていく。
沖の流芯をマニック135で攻略
沖の潮目の流芯を狙って遠投。釣り開始から15分くらいでマニック135にファーストヒット。
立ち位置は上流に向って遠投。マニックを少し沈めて引いている。レンジは表層から水面下5cmくらい。リーリングはゆっくりめで。流れに乗せながらレンジキープするには、リールの巻きスピードで調節している。
そしてルアーが自分の正面付近に来たら回収する。これは下流側に立つ釣り人とオマツリを防止することが目的。マニックで引き波を立てる操作なら、ロッドを立ててラインを直接海面にあまり着けないようにリーリングする。