2月4日、和歌山の印南港でキスを投げ釣りで狙ってきた。1月下旬には寒波到来で一気に気温がさがったが、その後気温も上昇して安定したためかキスは高活性。小型が主体だったがツ抜けを達成した釣行の模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター牧野博)
2月の和歌山
1月下旬に、ここ数年では一番の寒波がやってきた。和歌山でもかなりの降雪があった。いつもの年なら、うっすら積雪があっても1日で消えるのだが、今年は気温が低めだったためもあり、日陰になった場所では2~3日残っていた。
その後気温が上昇し、南部や田辺の梅林では一週間ほどで見ごろとなり、休日の阪和道の交通量もかなり増加したようである。
印南港でキス投げ釣り
2月4日、印南港で投げた。1月9日も午後からの釣行でキスの動きを確認していたが、この日も午後1時半から実釣開始。外側の白灯から延びる長い波止は根元の補修工事が終わったようなのでここに入る。
サオはスカイキャスターの30号、リールはZ45にミチイトPEライン0.6号+チカライトPE、仕掛けはいつもより少し細めにし、ハリはアスリートキスの5号、ハリス0.8号にモトス1.7号フロロカーボンライン、エサはイシゴカイを使った。
好天続きでキスの活性上々
一番湾奥の赤灯方向にかけて探ると、アタリはかなり小さいものの、キスの反応が出る。ここ数日気温の高い日が続いたので、活性が上がっているものと思われる。2点掛けもあった。型は12~13cmと小ぶりであるが、ハリのサイズを少し小さめにしているためか、しっかり飲み込んでいることが多かった。ほぼ3色以内の近場でくる。
一度、一番湾奥の波止の先端(河口寄り)に向けて遠投してみた。ここはすぐ近くにミオ筋があり、アタリの多い場所だ。早速モゾモゾしたアタリが出る。リーリングを止めてしばらくミチイトのテンションを心持ち緩め気味にしていると、連続的に魚信が続いた。スローでリーリングすると、キス16cmまでの3点。やはりキスの活性が上がっていた。
当日の釣果
当日は夕方5時までの約3時間半で、キス14匹とツ抜けを達成することができた。フグがほとんどこなかったので仕掛けの消耗も少なかった。