東京湾タイラバ&ジギング釣行でマダイにシーバス好捕【埼玉・けやき丸】

東京湾タイラバ&ジギング釣行でマダイにシーバス好捕【埼玉・けやき丸】

ライトタックルに細ライン、軽量のラバー付きのオモリというシンプルな仕掛けで、海の王様・マダイをはじめ、さまざまな魚種を狙えると人気の鯛ラバ。2月5日(日)、埼玉県戸田市の荒川・笹目橋上流にあるけやき丸で、この魅力的な釣りを楽しんだ。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

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けやき丸で東京湾タイラバ

2月5日(日)、埼玉県戸田市の荒川・笹目橋上流にあるけやき丸に集まったのは、「普段は一緒にカワハギや淡水魚釣りをやっていますが、昨年はマダイを3尾釣って鯛ラバにハマっているので、今日も楽しみに来ました」という山本さんと小山さん。

東京湾タイラバ&ジギング釣行でマダイにシーバス好捕【埼玉・けやき丸】けやき丸集合場所周辺略図(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

「シーバスやマグロもやっていて、青物が好きなので今日はジグでいろいろ狙いますよ」と話す高井さん。さらに佐方さん、毛利さん、小俣さん。そして、船長の息子で「物心ついたときから釣りをしている」という長谷川航輝くん(小6)の8人。

東京湾タイラバ&ジギング釣行でマダイにシーバス好捕【埼玉・けやき丸】笹目橋上流の桟橋から出船(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

大貫沖のポイントでスタート

長谷川友和船長の舵取りで6時に出船。荒川を下り、キャビンで釣り談議をしていると、約1時間で河口の葛西に到着。そこから海へ出て、快晴微風のなか快適なクルージングで大貫沖のポイントに到着。すでに10隻ほどがドテラ流しでマダイを狙っている。

「水深は58mです。100g前後の鯛ラバで、着底したらすぐに巻き上げて、底から10mを巻いて落としての繰り返しでやってみてください」とのアナウンスでスタートフィッシング。

私は100g赤のヘッドに赤のラバーが付いた鯛ラバを投入。船長のアドバイスどおり、着底したらすぐに巻き上げ、さまざまな巻きスピードを試して前アタリを待つ。

この釣りは、ガツガツというラバーをかじるような前アタリが出ても、そこでアワせるのは厳禁。ラバーの上にあるハリがタイの口に入ってハリ掛かりする本アタリが出てヒットするまで、そのまま巻き続けることがキモとなる。

開始早々に本命マダイキャッチ!

開始早々、隣の航輝くんに前アタリが出て、そのまま見事な巻き合わせでヒット。船長が差し出すネットに収まったのは、小型ながらきれいな魚体の本命で、航輝くんも船長も「昨日は2回バラしたので、今日はあっという間にリベンジ達成できて幸先がいいね。あとはサイズアップを狙うだけだね」と満面の笑み。

東京湾タイラバ&ジギング釣行でマダイにシーバス好捕【埼玉・けやき丸】航輝くんは早々に本命をキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

本命の登場に皆が真剣に釣り続けるが、続いてヒットしたのはまたしても航輝くん。今度は1尾目よりも強烈な引き込みで、「これはデカいよ」。上がってきたのは49cm1.4kgの良型で、父子揃って破顔一笑。

これを見た私は、航輝くんがベテランの常連たちから「師匠」と呼ばれている理由がわかった。

東京湾タイラバ&ジギング釣行でマダイにシーバス好捕【埼玉・けやき丸】サイズアップ成功にピースサイン(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

定番ゲストのホウボウ浮上

その後、潮が緩んだのか、なかなかアタリが出ない。船長はなんとか皆に釣らせようと、懸命に潮回りを繰り返す。

そんな船長の願いが通じたのか、次に竿を曲げたのは佐方さん。多彩な魚種が釣れるところも、この釣りの楽しみのひとつ。強い引き込みで上がってきたのは、うれしい定番ゲストのホウボウだった。

東京湾タイラバ&ジギング釣行でマダイにシーバス好捕【埼玉・けやき丸】佐方さんは良型ホウボウをゲット(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

続いて、小山さんにも強烈なファイトが訪れた。だが、こちらはうれしくないゲストのアカエイで苦笑い。

後半には、ジグで狙っていた高井さんがドラゴン級タチウオをヒットさせたが、残念ながら抜き上げでバラしてしまった。

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