トンジギ釣行で船中マグロ19匹【三重】無風時は手巻きタックルに軍配

トンジギ釣行で船中マグロ19匹【三重】無風時は手巻きタックルに軍配

絶好調である三重県・志摩沖のトンジギ。2ケタという夢のような釣果も珍しくない。釣友の森脇さんと2月4日に志摩市和具の遊漁船に釣行した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋)

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オフショア ソルトルアー

好調の志摩沖トンジギ

森脇さんは長年オフショアアングラーとしてともにサオを並べてきたが、1年前から電動派に切り替えた1人だ。

現地で合流すると、常連アングラーばかり。手巻きのベテランがそろっていた。電動組はおじさんアングラー2人のみ。前日40匹という驚異的な釣果で、マグロが氷室に入りきらず早上がりを決めたほど。このところの好調さを物語っていた。

ポイントへ移動

5時半に出船。私はミヨシから3番目。森脇さんは4番目となり、そして、その周りを手巻きの若手組が並んだ。志摩沖のポイントまで約1時間。マグロを狙う船が集結し、レーダーで見ると40隻はいるだろう。1匹でも多くのマグロを釣らせるのは船長の持つ経験とセンスだ。

移動する間、久しぶりにサオを並べる世古さんや島本さんに声をかけた。やがて船長から「50~70mラインを流してください」とのアナウンス。

開始直後は強風で苦戦

風は弱まる予報で、ウロコジグのシルバーゼブラ300gセットしていた。しかし、現地では想像以上の強風。いったん開始したもののラインの流れは速く、指示ダナを2回通すとライン角度が水平近くになった。前日爆釣していたので、すぐバイトがあるのではと期待したが、他船のヒットコールを尻目に本船はノーバイトが続いた。

私はジグを400gに替え、電動ジギングを続けていた。やがて大ドモの山口さんにヒット。回収時に食ったらしい。8kgほどの大判のカツオだ。次にきたのはミヨシのアングラー。10kgほどの本命ビンチョウだ。

船中では続々ヒット

前週ティップランで大ボウズを食らった私、何とかして早いうちに1匹上げたい。こうした思いを胸に秘め、淡々と電動ジャークを繰り返す。続いてきたのは、胴の島本さん。本命の10kgクラスを取り込んだ。そして、その隣の世古さんが連鎖した。

その後しばらく沈黙が続いたが、また島本さんにヒット。それも連続して3匹目も取り込んだ。島本さんは指示ダナにこだわらず水面近くまで誘い上げ、浅ダナでヒットさせていたようだ。

トンジギ釣行で船中マグロ19匹【三重】無風時は手巻きタックルに軍配船中では連鎖的にヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋)

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