ヒタヒタと忍び寄る物価高の足音が釣り人達にも聞こえ始めています。竿やリールはメンテをきちんと行えば長く使えますが、そうはいかないのがエサ代。足繁く釣り場に通う人ほどお財布に堪えますよね。今回は、お財布に優しい釣りがモットーの筆者が実践する釣りエサの節約方法(サビキ釣り編)を紹介したいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターこずろふ)
サビキ釣りのエサについて
まずは、サビキ釣りの際に用いるエサについて確認したいと思います。
コマセ
まず、サビキ釣りで必須のエサと言えば、コマセ。主にアミエビやイワシのミンチが使われていますが、地域や国産か否かでも異なるものの、概ね1ブロック(16切)500円程度だと思います。
集魚材
続いて、陸っぱりからのコマセ釣りの場合、コマセに集魚材を混ぜることが多いですよね。集魚材は、集魚効果のほか、沈降速度を遅くしたり(魚をその場にとどめておく)、ドロドロのコマセをまとめて使いやすくしたり、嵩増しのために用いられています。
付けエサ
最後に付けエサです。サビキ釣りの場合、通常疑似エサの「サビキ」を使いますが、投げサビキで釣果アップを狙ったりする場合やカゴ釣りの際に使用します。よく使われるものとしては、オキアミ、イカ短、魚の切り身があります。それでは、具体的にサビキ釣りのエサをお得に購入する方法を紹介していきましょう。
1.ネットで購入
冷凍アミエビは、実店舗だと500円前後ですが、ネットではなんと300円以下も!ただし、自宅で保管するためには冷凍庫の片隅を拝借する必要がありますので、ご家族の理解を得る必要があります(実はこれが一番難しい?)。
ちなみに、筆者は、食材の「まとめ買い」のためと称して冷凍庫(66L)を購入して使用しています。マイ冷凍庫があるといつでも釣りに行けるようになるので大変便利ですよ!
2.代用品を使用
サビキ釣りの際に「アジパワー」などの集魚材をアミエビに混ぜて使用している方は多いと思いますが、この集魚材の代用品として「パン粉」や「米ぬか」があります(ミックスしてもどちらか一方でも可)。
なお、アミエビと米ぬか(パン粉)の割合は、バケツに入れて柄杓で撒くのであれば、1対1でもいいですが、カゴに入れる場合には、出が悪くなるため7対3程度にとどめておくといいです。
パン粉
激安スーパーでは1袋(330g)100円以下で購入できます。
米ぬか
精米所でならタダでもらうことができますので、筆者のおススメです。