慌ただしい年末が終わり、令和5年がスタートした。例年初釣りは、ホームグラウンドである三重県・紀北町紀伊長島三浦のフィッシング光栄へ釣行することが定番となっている。今年も釣友の阿部さん、天野さんと釣行する予定だったが、急きょ橋本さんも参戦し、ボート2隻をレンタルすることになった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)
フィッシング光栄でボート釣り
今回はシロアマダイ一本で!と決めていたが、沖に出てみると、ティップランにちょうどいい風が吹いている。そこでまずはティップランでアオリイカを1時間ほど狙ってみたものの、反応がなかったため早々にシロアマダイのポイントへ船を走らせた。
橋本さんは少し浅めの水深を狙うとのことで、少し水深がある55mラインに船を入れ、シーアンカーを投入して船を流していく。
ワニゴチ&イトヨリ登場
しばらく流していくと、まずは私のサオにアタリがありヒット。強い引きで上がってきたのはワニゴチだ。これが令和5年のファーストヒットとなった。
しばらく流していくと阿部さんにヒット。良型のイトヨリが上がった。
本命シロアマダイ登場
イトヨリとシロアマダイは同じような場所にいることが多いことから、丁寧に底を取りながら船を流していくと、待望の強いアタリ。アワセも決まりやり取りを開始すると、強く穂先をグイグイと引き込む。ドラグを少し緩めて慎重に巻き上げると、澄んだ紀伊長島の海から姿を見せたのは、期待通り本命の良型シロアマダイだった。
幸先よく本命をゲットしてひと安心したところで、ここからはイトヨリのアタリも多く出るようになった。例年アタリが少なく苦戦することが多い正月の釣りとは思えない状況だ。
しばらく流していくと、私のサオにも良いサイズのイトヨリがヒット。天野さんも良型イトヨリをゲットした。
シロアマダイ追釣
さらに船をどんどん流していくと、再び私のサオにヒット。ロッドを通して強い引き込みが伝わってくる。シロアマダイであることを確信し、慎重にやり取りを行い無事に2匹目のシロアマダイをゲットした!
さらに阿部さんにもシロアマダイがヒット。その後も退屈しない程度にアタリがあり、私は終盤に小型のシロアマダイを追加したところで終了の時間を迎えた。