ドーム船ワカサギ釣りで爆釣【長野・諏訪湖】 自己新記録860匹を達成

ドーム船ワカサギ釣りで爆釣【長野・諏訪湖】 自己新記録860匹を達成

12月25日と31日に、中原重久氏と長野県の諏訪湖へワカサギ釣りに出かけた。爆釣で自己新記録達成となった模様をお届けしよう。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・美波亜紀)

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淡水の釣り ワカサギ釣り

大晦日にリベンジ釣行

12月31日、中原重久氏がこっそり紅サシを冷蔵庫に隠していたのを発見。「使わないとかわいそうだよ?」と言ってしまったため、大みそかに諏訪湖のドーム船の予約を入れることになった。

前回大撃沈した中原氏だったが、今度は気合が入っているようだ。私がやっていた二刀流にも興味があったみたいなのでレクチャーする。

右手のサオをトントンしたらたたき台に置いて左手のサオをトントンする。そうしているうちに右のサオに魚が掛かっているから、左手のサオをたたき台に置いて右のサオを回収する。それをまた下ろしてトントンしているうちに左のサオに魚が掛かっているから、右のサオを置く。という無限ループだ。

「え!そんなに簡単なの」と目がらんらんとしてきた。「今度はサオ頭狙うつもりで10束(千匹)を目標にしなさい」とノルマを言い渡す。

好調な滑り出し

さて当日、1年間の仕事の疲れが出たのか、仮眠のつもりが2人とも大寝坊だ。到着したのは受付開始10分後。たった10分だが、ワカサギ釣りの猛者たちはもうそろって場所取りを終えていた。

私たちは残っていた真ん中のエリア。急いで支度をして私は早々と開始する。中原氏はのんびり屋さんなので、チクチクけしかけながらどんどん釣っていく。中原氏が準備を終えたころ私は80匹は釣っていたので、さすがに彼も慌て始めた。

ドーム船ワカサギ釣りで爆釣【長野・諏訪湖】 自己新記録860匹を達成諏訪湖でデカサギゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・美波亜紀)

出遅れた中原氏は二刀流を始める。私も2本サオを用意したが、2mの浅い所で入れ食いなので1本で十分だと判断し、どんどん手返し良く釣っていく。とにかく空振りがないくらい鈴なりでくる。写真を撮る暇がないくらいだ。

そのうち船長さんが来て、「今日は船を出さないのでここで釣ってください」と言う。そんなこともあるんだとせっせと皆釣りをしている。

トイレ&昼食そっちのけ

トイレに行く時間がもったいない。「今○束いった」と中原氏に伝えながらどんどん釣り続ける。私の場合ワカサギ釣りは遊びだったが、今日はちょっと真剣にやってみようかなという気持ちになった。中原氏の釣った777匹の釣果を超えようと目標を立て、今までにないくらいの集中力だ。「この集中力を普段の釣りに生かせよ」というくらいだ。

やがて船宿から早めのお昼も届いたらしい。私たちはおにぎり持参だが、それも食べる時間が惜しいくらい。昼も食べずに釣り続けた。

午後になって気が緩んだのか失速し始めたが、相変わらず魚は釣れる。鈴なりにする集中力が落ちたらしく拾い釣りに変わってきたのだ。ここで中原氏、二刀流の成果が出てきて私を抜く。右手左手と大忙しだ。

私もなんとか777匹に届いてホッとした。あとはのんびり釣るかと思ったが、まだまだ釣れる。疲れたんだけどなあというところで、午後2時前の納竿のお知らせがきた。「ま、いっか」とキリのいいところでストップフィッシング。自己記録更新の860匹だ。

1860匹ゲットの大爆釣

荷物を片付けていると、中原氏はまだまだ必死である。それもそのはずで中原氏、本当に10束(千匹)釣ってしまった。これには私もびっくり!周りも釣れていたのでサオ頭は数匹で逃したが大健闘だ。釣り客は皆ほくほく顔。一年の締めで大爆釣だった。

帰宅途中では「2人で1860匹?そんなに釣れたなら魚もらってあげるよ~」というラインやらメールやらが頻繁に届き、検針器をかけてから配ることに。安全に食べるためにはハリのチェックが重要で、クリスマスに中原氏に検針器をプレゼントしたのだ。早速役に立ってうれしい。

ドーム船ワカサギ釣りで爆釣【長野・諏訪湖】 自己新記録860匹を達成金属探知機でハリチェック(提供:週刊つりニュース中部版APC・美波亜紀)

お正月は腰が痛いだの足が痛いだの大騒ぎだったが、ワカサギを使って一日遅れの天ぷらそばを作った。中原氏のおかげで良い年を迎えることができた。

三が日はワカサギを使ったレシピを作りまくった。昨年、女子栄養大学の通信教育を修了して資格試験を済ませたばかり。勉強したことを早速生かせたようで中原氏も大喜び。これからも皆さんにおいしい釣魚料理を紹介していけたらと思います。今年もよろしくお願いします。

<週刊つりニュース中部版APC・美波亜紀/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
民宿みなと
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年1月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。