初回は東京湾ボート釣り、2回目は相模湾コマセマグロカツオ船と、沖釣りが続いた編集部チャレンジ企画。3回目の今回は満を持しての陸っぱり！さらに、釣り×キャンプの“釣りキャン”もしてみた。もちろんお目当ては釣果で作る豪華キャンプ飯だ。場所は西伊豆の田子漁港。さて、キャンプの食材は無事ゲット出来るのか？
TSURINEWS編集部
いよいよウツボ釣り本番！
初日の夜に、雨で冷えた身体を五右衛門風呂でしっかりと温めたこともあり体調は万全。
2日目は朝5時にキャンプ場を出発。
ちなみにキャンプ場を早朝に出発する時は車のエンジン音で周囲のキャンパーを起こしてしまうので、事前に離れた場所に車を移動しておくなど配慮しよう。
すでに到着していた釣友と田子漁港で合流。今回は沼津在住の釣友2人と一緒に釣りをする。
2人は暗い内にアジングタックルでライトゲームをやっていたらしいが、ハタンポしか釣れなかったとのこと。私がウツボ狙いであることを事前に伝えてあったので、エサ用に数尾のハタンポをキープしてくれていた。
まずはサバを釣ろう！
私は昨日のカンパチ情報が頭にチラッと残っていたので、淡い期待をいだきつつショアジギからスタート。
1時間ほど粘るもノーバイト。スパッと切り替えてカゴ釣りへ。
カゴ釣りタックル図そう、今日の本命はウツボだ。サバを釣らねば始まらない。カゴ釣りをやっている方々と大体同じ距離である80mラインに仕掛けを遠投。
カゴ釣りはコマセで魚を寄せる釣りなので、周囲の方と同じ距離に仕掛けを流すほうが効率が良い。こうすれば糸ふけの出方も周囲と同じになり、余計なトラブル防止にもなる。
カゴ釣り開始と同時に、ハタンポをエサにしたウツボ仕掛けも足元に投げ込んでおいた。
カゴ釣り3投目でウキスポン
同じポイントへ投入を繰り返すこと3投目。ウキがスポンッと気持ちよく入った。恐らくサバだろうと分かってはいても、ウキが沈んでから巻き上げるまでのドキドキ感は抑えられない。カゴ釣りの醍醐味だ。
あがってきたのは予想通りサバ。サイズは30cm前半といったところか。このまま針に付けるには大き過ぎるので、その場でぶつ切りにしてウツボ用のエサに。
頭は食いが悪かったぞ。ハタンポをエサに投げ込んでいた仕掛けにはアタリが無かったので、早速サバのぶつ切りをエサにする。今度は20mほどのかけ上がりポイントへ投げ込んでおく。ドラグはユルユルの置き竿で待ちつつ、同時にサバ釣りを継続する戦法だ。
待望のドラグ音！
10分に1回程度の頻度で仕掛けをチェックするが、30分ほど経ってもアタリがない。
徐々に投げこむポイントを遠目にしていき、35mほどに投入していた時に待望のドラグ音がジーーー！
と、同時にカゴ釣りのウキもスポンッ！
一瞬思考が停止してしまったが、遠投しているウキ釣りはサバが走ると周りに迷惑をかけてしまうので、釣友にウツボ竿の方を見てもらいつつ、まずはカゴ釣り仕掛けを回収。付いていたのは安定のサバ。
タックル図いよいよウツボ竿をと思ったが、反応が止まってしまった。しばし待つも変化なかったので回収してみると、見事にエサがない。残念ではあるが、ウツボポイントの発見だ！
