秋の本格的な青物シーズンを目前に釣果が上向いてきました。そこで今回は新潟・上越のジギング船で青物を狙ってみました。終盤に4kg70cmのワラサをゲットしたほか、タイラバでアマダイのお土産もゲットできた釣りの模様をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:八海丸)
水深60mで待望のヒット
日が高くなるにつれて気温が上昇し、真夏並みの暑さに体力を奪われていく。こまめに水分を補給し、タオルで汗をぬぐいながらジギングを続ける。一向にアタリはない。いわゆる修行モードというやつか?
お昼近くになり8時間の釣行時間は残すところ約2時間となった。船が沖から港に折り返し始めたのかどうかは分からないが、ポイントの水深が少しずつ浅くなってきた。水深約60mのポイント。「いい反応出てるよー」という船長の言葉で、やる気スイッチを入れ直す。145gのシルバーのセミロングジグを軽く前方にアンダーキャストし、着底後の高速タダ巻きからワンピッチジャークにシフトするとガツンとヒット。キタ!
4kg70cmワラサ登場
約4kgにセットしているリールのギュルルルルーというドラグ音が心地よい。久々の感触の快感。慎重かつ強引にやりとりを楽しむ。2分弱のファイト。おとなりのアングラーがタモ入れをしてくれて無事ワラサをキャッチ。4kg70cm。ワンヒットでワンキャッチまさにワンチャン。レギュラーサイズよりやや大きめ程度のワラサだが、厳しい状況でキャッチできた1本の歓びは格別だ。
最終釣果と今後の展望
この日、渋い中、船中5本のワラサが上がった。筆者の左隣りのアングラーも辛抱強く続けたワンピッチジャークで最終盤うれしいワラサをキャッチした。その他ゲストにはシイラ、ヒラメ、キントキ、キジハタなども上がっていた。
今後の展望
これからがいよいよ青物シーズン本番、日によってのムラもあるだろうが、水温の低下とともに青物の活性も高くなる。徐々に型も良くなり秋から冬にかけてはアングラーの活性も青物に負けないほど高くなることだろう。
<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>