おもてなし料理にピッタリな寒ブリの塩釜焼きのレシピを紹介します。脂ののった寒ブリの刺身は十分堪能したし、生食は若干飽きてきたかも・・・、なんて人にもおすすめです。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
ローリスクハイリターンな塩釜焼き
塩釜焼はシンプルにいえば塩で包んで焼くだけ。手間がそれほどかからずカンタンに作れるわりに、ビジュアルのインパクトもあり、ゲストの反応がすこぶるいいので、筆者的にはローリスクハイリターンな料理だと思っています。
これまで、豚の塊肉ではなんどか塩釜焼きを作ったことはあるのですが、脂が乗った寒ブリでもイケそうな気がしたのでトライしてみました。
塩釜焼きの材料
まずは使用する材料を紹介します。
・ブリの柵 約500g
・粗塩 500g
・卵の白身 Lサイズ1個分
・黒コショウ 少々
Point:塩の量は食材と同量を基本にしています。卵白は塩500gにつきLサイズ1個にしています。Mサイズ以下の場合は卵白の量が足りない可能性がありますので、塩のまとまり具合が悪ければ卵の数を増やしてください。
<以下はお好みで(なくてもいい)>
・ローズマリー、イタリアンパセリ、タイムなどのハーブ類 少々
・ジャガイモ、ブロッコリー、ミニトマト、玉ねぎ、パプリカなど 適量
釣り場での下処理
ブリが釣れたら、ナイフと海水で血抜きしましょう。心得のあるかたは自分なりのベストの〆方でかまいません。クーラーボックスにたっぷりの氷や海水氷を入れてしっかり保冷して持ち帰りましょう。
自宅でのブリの下準備
1、ブリのウロコをウロコ取りなどでしっかり取り除きます。ブリを大きなポリ袋に入れながら作業するとウロコが飛び散りにくくなります。
2、包丁でブリのアタマを落とし、腹から内臓を取り出し、水で流しながら歯ブラシなどで血合いもきれいに掻き出します。
3、ブリの胴体を3枚におろし、半身を上下に切り分け、さらに500g程度のブロックを切り出します。
4、切り出したブリのブロックを流水できれいに洗い、キッチンペーパー等にくるんで水分をしっかり吸い取ります。