磯フカセ釣り超入門 【釣りの最中に行う6つのキホン要素を解説】

磯フカセ釣り超入門 【釣りの最中に行う6つのキホン要素を解説】

今回はある程度釣りの経験はあるけ磯釣りは初めてという方を対象に、メジナ(グレ)狙いの磯フカセ釣りの6つの基本要素について解説いたします。難しい理屈やレベルの高い釣りテクニックは必要最低限で、とにかく安全第一で、かつ楽ちんな釣りができて、楽し時間が過ごせたらいいと思います。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山口義宏)

山口義宏

1956年7月生まれ。福岡県在住。令和33年7月ANA退職(現在無職)。妻と2人暮らし。子供は3人(女1・男2)。趣味は釣り・テニス・ギター。釣りの主なフィールドは五島、唐津近海の磯。得意な釣りはフカセ釣り、遠投かご釣り。釣りのモットーは粘りと、帰りは綺麗にゴミ拾いして帰ること。

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1、釣りのポイント

まずは釣りのポイント関連の要素を紹介。

磯フカセ釣り超入門 【釣りの最中に行う6つのキホン要素を解説】磯の釣り場(提供:TSURINEWSライター山口義宏)

距離

立ち位置が決まったら、正面のだいたい10m(サオ2本)前方ぐらいに狙いを定めます。理由はウキの視認性とまきエサの投入の容易さです。逆に手前すぎるとまきエサ投入は容易なのですが、根掛かりの可能性があり、トラブル発生の元になります。

また、遠投(目安は15m前方)してしまうとウキの視認性が落ち、まきエサの有効範囲も落ちてきます。10mぐらいが経験的に適度なポイントと言えるでしょう。

なお、理想のポイントは潮目付近、ヨレ、泡立ちの辺り、沈み根付近といったところですが、最初のころはあまり考えなくてもいいです。だんだん釣行を重ねると潮を見る目もできてきますので、焦らなくともいいです。ベテランの釣り師も最初のころはみんなそうでした。

方向

自分の正面にします。つまり磯場に直角な方向です。なぜかというと正面が一番魚とのやり取りがしやすいということと、釣り座の横に仲間がいる場合に、互いに正面に投げていれば、互いの仕掛け絡みも防止できます。

ただし、潮の流れで左右どちらかに流される場合は、自分のウキが横の人の正面ぐらいになったら、横の人の邪魔になるので回収して下さい。横にせり出た岩場がある場合なども根が掛かりするので注意しましょう。

タナの設定

タナは取り敢えずサオ1本から開始してください。メジナの釣れるタナは2ヒロから概ねサオ1本半に集約されるので、中間のタナのサオ1本で始めましょう。意外とサオ1本のタナは、私の経験からも大外れのないタナの設定です。

その後アタリの状況を見ながらタナの変更を考慮しましょう。先客がいればタナの設定を聞くのも一つの方法です。ざっくりな感じですが、メジナの活性が高いと2ヒロぐらいで、逆に冬場の活性が落ちている時は深めで攻めるのがセオリーです。

中間のタナは活性がある時も釣れるタナですが、さすがに活性が落ちているときはかなり分が悪くなります。もしも複数の仲間で釣りを開始した時は、互いにタナをかえて、一番釣れるタナにする手法もいいと思います。

2、まきエサワーク

続いてまきエサワークに関しての要素を紹介します。

投げ方

オーバースロー、サイドスロー,アンダースローの3種類があります。最初のころはアンダースローがやりやすいです。始めのころはなかなか思った所に飛びませんが、徐々に慣れてきます。サオを振る前に10回ぐらい練習すれば概ね感じもつかめます。

サイドスローは手前にまく時に有効で、オーバースローは遠投向きで、45度ぐらの上方に投げると距離がでます。

まく要領

まきエサは仕掛けの投入前に軽く1回、もしくは2回まきます。先にまく理由は、付けエサの沈下速度がまきエサよりも速いからです。これは、仕掛けにはウキ以外にハリ、ハリス、カラマン棒、スイベル(場合によってはガン玉)の重さがさしエサにプラスされるためです。重要なことはまきエサと付けエサを同調させて釣りをすることです。

それと裏ワザとしては、まきエサしたポイントよりも少し遠方に投げて、その後まきエサした付近までウキを引き寄せるというやり方です。このやり方であれば間違いなく付けエサが、まきエサと概ね同調するので、釣果に繋がるでしょう。

あとヒシャクのスプーンも時々水汲みバケツの中で洗いましょう。こうするとバッカンの中のまきエサを、スムースにスプーンですくうことができます。また、適度なまきエサも考えましょう。頻?にまくとエサ取りが増える要因になります。

3、サオのさばき方

次はサオのさばき方に関する要素を紹介します。

サオの振り方

サオの振り方は、サイドスロー気味に振るのが一番やりやすいでしょう。磯場の状況(地形や風)では利き手と逆に振る必要性も生じます。オーバースローは遠投に向いていますが、最初のころはあまりしなくてもいいです。もしも将来的にかご釣り遠投をする場合は、この振り方が必要となるのでフカセザオで経験しておくといいでしょう。

サオの構え方

アタリを待つ間のサオの構え方は、寝かすか立てて待つかですが、割と大物が食いついた時にサオを寝かしていると、バラシの確率が高いです。理由はサオを立てる前に一瞬ハリスと魚を棒引きする状態になるため、ハリ外れか、ハリスが切れるケースとなるからです。

サオを立てている場合は、既にサオは立て気味になっているため、そこからしっかりとサオを立てる状態を作れるので対応は素早くできます。特にアタリが手前ほど、サオを立てて構えておきましょう。

ただ、ウキが沖に流れていく場合などで、割とサオを立てる時間的に余裕がある時は、サオを寝かしていても問題ないでしょう。ただし風がある時はミチイトが風下に流されて、立ち位置の横方向にある岩場に、ミチイトが引っ掛かり予期せぬトラブルが発生しますから注意が必要です。サオを寝かせている時は、ウキをメインでミチイトも時々見てください。

アタリからタモ入れ

アタリの直後のやり取りは、そのままサオを立てた状態でリールをゴり巻きして結構です。私は常にこの方法でやっていますが、特に問題ありません。ポンピングする方もおられますが、逆にサオを下げた時に締め込みが重なると、バラシのリスクが発生します。

魚の引きが強力な場合は、レバーブレーキの使用、またはドラグを緩めて対応しますが、不必要にミチイトを出すのは厳禁です。そして常にサオを立てた状態にしておきます。数回の締め込みに耐えれば魚も弱ってきます。最後に魚を海面から少し出せば、空気を吸い一気に弱るので速やかにタモ入れします。

またタモ網に魚が入ったのを確認したら、ミチイトを少し出してサオとリールにかかっている負荷を取り、その後の作業をスムースにしましょう。タモ入れは、最初は仲間にしてもらうのが確実です。もしも一人の時は、事前によくイメージしておいてください。あとは何回か小魚が掛かった時に練習しておくことをお勧めします。

磯フカセ釣り超入門 【釣りの最中に行う6つのキホン要素を解説】事前にタモ入れの練習をするのも重要(提供:TSURINEWSライター山口義宏)

次のページで残り3つの基本要素を紹介

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