実績も人気も高い千葉県のメジャーフィールド養老川へ11月29日にナイトシーバスゲームで釣行して来たので、その様子をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
アンチマッチザベイトが成功
そこで小型(5g)のバイブレーションを投入!速巻きでボトム(底)付近を探ると、いきなりセイゴがヒットし、今までとは違う反応が出だした。続けてセイゴと思われるアタリがあるものの乗らない。
2匹目のセイゴを釣ったところでとうとう見切られてしまったのか、アタリが止まった。こんな時は少し釣り方を変えて、より目立たせるようにリフト&フォールで誘ってみるのも有効だ。
すると、再びアタリが出だした。何度かセイゴらしきアタリがあった後、明らかにセイゴとは違うアタリがフォール中に来た。グイグイと力強い引きで上がったのは、50㎝を超えるシーバスだ。
マッチザベイトとは真逆のルアーセレクトで、見事シーバスをゲット出来た瞬間だった。数こそセイゴ級が多かったが、良型も読み通りに手にすることが出来て、それが何より嬉しい。
アングラーも柔軟な考えを持つ
途中、ベイトがルアーに引っ掛かってきたが、これが15㎝以上のイナッコだった。これがメインベイトだとすると、やはり有効なのは大きなルアーなのかもしれない。
最近はビッグベイトルアーが人気だが、全てのシーバスが大型のベイトを食べてるわけではないし、大きなルアーを使ったからといって、良型のシーバスが掛かるわけでもない。むしろ、食べやすい(10cm前後)イナッコをメインベイトにしているかもしれないし、ボトム(底)ではカニを食べているかもしれない。
そうやって、ゲームプランや作戦を立てるのもシーバスゲームの楽しみの一つではないだろうか?時にはセオリーを忘れて、アングラー自身が柔軟な考えでシーバスに挑むと良いだろう。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>
養老川