シーズン初モノ5連掛けも
仕掛けを落とした直後にアタることが多いことに気が付いた。ならばと必殺焦らし誘いを繰り出す。焦らし誘いとは、(1)底まで仕掛けを落とす、(2)すぐに2mほど巻き上げる、(3)5~10秒ほどしたら再び底に落とす。一度ワカサギにエサを見せておき、時間差で焦らして食わせる誘いだ。
今度はしっかりハリに乗った。付いてる?付いてない?上げた仕掛けにキラリと光る小さな銀りん。5cmほどのワカサギだが、今シーズン初モノにホッとする。
この後はコンスタントにポツポツ釣れるが連掛けがない。魚探を見ると、底から3~4m付近に真っ赤になる魚群が映る。そこに合わせると仕掛けがプルプルと大きく震える。何匹が掛かっている。さらに連掛けを狙って軽く誘いを入れて巻き上げると、なんと5連掛けだ。
コツコツ100匹ほどゲット
この後も基本は底狙いで焦らし誘い。中層に群れが来ればそのタナに合わせていくといった感じでコツコツ数を重ねた。
時間はあっという間に過ぎて午後3時半に納竿した。なんとか100匹ほど釣れた。今年の入鹿池は魚影抜群だ。気温がさらに下がって本格的な冬になれば、タナが底に落ち着いて釣りやすくなると思う。釣り上げたワカサギはもちろん天ぷらでおいしくいただいた。
<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>
入鹿池・見晴茶屋