大潮。大分市の弁天港から村山船長のマーキュリー号で5号地沖へタイラバに出撃。船長は73cmの青物、私は75cmのマダイをキャッチしたので、その模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・甲斐英一郎)
75cm大ダイ浮上
さて、同じような仕掛けの私にも何かこないと、また寂しい思いを抱えて帰らねばならない。祈るような気持ちで巻き続けていると、船長が釣った青物の余韻が残る中、ギギギーとリールが鳴く。いや悲鳴を上げた。
私にもついに待望のアタリがでたが、リールは鳴り続け、サオはしなりっぱなし。久々の大物の予感。サオはチャンネルマークⅡ(2.7m)、リールはグラップラーCT150XGとして青物の引きに十分対応できるものとしていた。
主導権はこちらが握り、トルクを効かせながらゆっくり着実に巻き上げていった。目の前に現れたのは、なんと70cmはあろうかという大ダイ。船長がタモですくってくれたが、これも体が半分くらいしか収まらない。尾ビレをつかんで船上へ引き上げてくれた。
計測すると75cm、計量では5kgあった。どデカい。「やったやった」と、久々に手放しで喜んだ。船長に感謝。大分の自然に感謝。
<週刊つりニュース西部版APC・甲斐英一郎/TSURINEWS編>