2021年も不振の年と囁かれつつも、大阪湾の波止のタチウオ釣り人気は衰え知らず。近年はワインド釣法も盛んだが、今回は波止での電気ウキ釣りとテンヤ釣りで使うタチウオのエサを紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)
テンヤ釣りのエサ
関西のある有名な釣り系Youtuber氏が「何十年タチウオ釣りやってきたけど、ドジョウテンヤには何者も勝てない!」と動画で持論を口にされているほどに、効果的な釣法がテンヤの引き釣りである。
ドジョウ
代表的なエサは生きたドジョウで、エサ持ちもいいので、タチウオの活性の高い時は手返しのことも考えると、ドジョウオンリーで数釣りに挑むのが得策だ。
冷凍イワシ&キビナゴ
ドジョウの他には、冷凍イワシもテンヤ付けする格好のエサになる。活性の低い時はドジョウよりも冷凍イワシに分がある。ただし、エサ持ちが悪いので、エサの付け替えを頻繁に行う必要があることを承知の上で使ってみてほしい。
また、シマノ社製の「太刀魚ゲッター」の登場により、キビナゴをテンヤのエサに使う新ジャンルが開拓されている。
エサのセット法
魚をテンヤの背にある針山に刺してから、ステンレス線で巻き付けて固定する。この時、魚の尾の部分はヒラヒラさせてタチウオの視覚にアピールするように巻き付けるのが釣果をあげるコツの一つ。
釣り方
テンヤの引き釣りは、ワインド釣法のような細かなアクションは必要ない。基本はゆっくりと一定の速度でリールを巻き上げつつ、たまに竿を緩く大きく振り上げるアクションを差し入れるだけでいい。
<伴野慶幸/TSURINEWSライター>