スロージギングで50cm級の良型マハタ続々 スマガツオ連発タイムも

スロージギングで50cm級の良型マハタ続々 スマガツオ連発タイムも

ハイシーズンを迎えた御前崎沖のスロージギングでは、おいしい底物から青物まで多彩な魚との出会いがある。第八共栄丸を取材したのでレポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

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オフショア ソルトルアー

黒潮の使者カマスサワラ浮上

魚探には依然ベイトボールが映っており、その周囲にはポツポツと大きな単体の反応がある。

すると、今度は別な人のロッドに猛烈なアタック。勢いよくラインが引き出される。中層で食ったとのことで、おそらく今度もカマスサワラだ。

水面付近まで来たあと、相手が横っ走りを始めたので、川口船長と細尾さんのマネージメントで釣り座を入れ替える。無事キャッチされたのは、ビッグなカマスサワラ。

スロージギングで50cm級の良型マハタ続々 スマガツオ連発タイムも黒潮の使者カマスサワラも出た(撮影:週刊つりニュース中部版 編集部)

取り込み完了と同時に、今度は井上さんにワラサがヒット、船長が忙しく走り回る。こちらも無事キャッチされた。

スロージギングで50cm級の良型マハタ続々 スマガツオ連発タイムも井上さんワラサをキャッチ(撮影:週刊つりニュース中部版 編集部)

良型マハタ続々

このあとも、船中で再び50cm台のマハタが上がった。今季の御前崎はマハタのほか、ホウキハタも多い。当日上がったようなサイズはコンスタントに、4~5kg級もポロポロ上がっている。

スロージギングで50cm級の良型マハタ続々 スマガツオ連発タイムも50cm前後のマハタがコンスタントに上がった(撮影:週刊つりニュース中部版 編集部)

その後、船は再び移動し、水深20m台の浅場に入った。

しばらく大きな変化はなかったが、残り1時間ほどになったとき、唐突にスマガツオの連打がスタート。

スロージギングで50cm級の良型マハタ続々 スマガツオ連発タイムも終盤にもスマガツオ連打(撮影:週刊つりニュース中部版 編集部)

ラストに良型のアカヤガラが追加され、納竿を迎えた。

スロージギングで50cm級の良型マハタ続々 スマガツオ連発タイムもこちらもおいしい高級魚のアカヤガラ(撮影:週刊つりニュース中部版 編集部)

スロージギング大会結果発表

帰港後は、乗船場でお楽しみの検量タイム。細尾さんらの大会は、1匹の重量を競う大物賞、おいしいレア魚賞が設けられ、メンバーで予算を出し合って豪華な賞品が用意されていた。

検量の結果、大物賞を手にしたのは、ワラサを上げた井上さん。ジグやライン、ステッカーなど豪華な賞品を盛りだくさんゲットした。

スロージギングで50cm級の良型マハタ続々 スマガツオ連発タイムも大物賞の井上さん(撮影:週刊つりニュース中部版 編集部)

そして、おいしいレア魚賞は、村上さんと青山さんがマハタで一騎打ちとなり、わずかなサイズの差で青山さんがこれを制し、魚調理セットを手にした。

スロージギングで50cm級の良型マハタ続々 スマガツオ連発タイムも青山産はおいしいレア魚賞(撮影:週刊つりニュース中部版 編集部)

高級ボトムフィッシュから黒潮の使者まで登場した今釣行は、御前崎というフィールドの特徴を、ギュッと詰め合わせた様相となった。

これから初冬にかけ、ハタやカンパチ、マダイが良い時期を迎える。ぜひチャレンジしてみてはいかが。

<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
第八共栄丸
出船場所:静岡・御前崎港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年11月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。