三重県・南伊勢・古和浦湾へ、SUPフィッシングに出かけた。前日の夜に楽しんだ紀伊長島のアジングとともに、気ままな夏のライトゲームをレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
オオモンハタは時期尚早?
最初はササノハベラ、続いてカサゴ、アカエソ。
それなりにヒットはあるが、例年なら真っ先に釣れるオオモンハタが姿を見せない。不思議に思っていると、ラインが真下を向いたところでようやくのヒット。サイズは25cm弱だ。
もしや、とバーチカルに探ると同クラスが3連発。しかしその後もカケアガリの途中までは他魚ばかり。オオモンハタはレンジが深く、しかも数型ともに今ひとつだ。
陸っぱりでも、カサゴが先にヒットするときは時期尚早の感があった。盛期にはハタばかりになることを思えば、今年は少し遅れているのか。
25cm級シオも登場
そんなことを考えながらジグを回収していると、20cm弱のツバスがチェイスしてきた。これで五目達成と頑張ってみたが、食わせ切れないまま姿を消してしまった。
その後、少し移動すると、回収中にサオが絞り込まれた。慌ててのぞき込むと、ギラリと光る魚体。慎重に浮かせてみれば25cm級のシオだ。
これでようやく五目達成。その後もしばらく粘ってみたが6目とはならず、暑さが厳しくなった8時半に終了とした。使ったジグは最後までそれ1本。これで一軍入り決定だ。
今回はまだ早すぎた感もあるが、それでも25cm級を頭に15匹ほどのオオモンハタが顔を見せてくれた。盛期になれば数も増え、他のハタ類も混じるようになる。