リアス式海岸が広がる東北の太平洋側に生息する大型のロックフィッシュたちと、パワータックルで真っ向勝負する磯ロック!そんなパワフルな釣りの魅力を紹介していきます。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター斎藤大)
宮城磯ロックゲームタックル
磯ロックのタックルにまず求められるのは”パワー”でしょう。
バイトがあり、フルフッキングが決まればそこが戦いのホイッスル!根に潜ろうとする魚と釣りたい我々の綱引きの始まりです。
魚たちを根から剥がすためにはタックルパワーが必ず必要となります。
各メーカーからロックフィッシュの専用ロッドが発売されています。ベイト、スピニングモデル問わず、8~9ft後半のロッドにハイギアのリールがベースとなるでしょう。ラインはPEラインであれば1~1.5号にリーダーは16~20lbくらい。ベイトリールにフロロカーボンを巻く場合は16~25lbくらいがベースとなってくるでしょう。
ちなみに私の場合は、
ベイトタックル:ロッド8.7ft、ラインはフロロ20lb
スピニングタックル:ロッド9.10ft、ラインはPE1号・リーダー16lb
の2本を使っています。
根の粗さなどポイントによってはラインの太さはかわってきますが、このようなタックルをメインで使っています。
ルアーに関しては、私の場合は98%のポイントでテキサスリグを使用します。テキサスリグと一口に言っても、リフト幅やリフト後にスイミングを混ぜるなど、季節やポイントに応じて微妙にアクションをかえることで、いろいろな使い方ができます。
やはり、磯場で魚を狙うので、ジグヘッドやプラグなどハリがむき出しになっているものは根掛かりを誘発してしまいます。そんな場面でもテキサスリグは重宝します。
ワームに関しては、甲殻類とベイトフィッシュをイミテートしたようなモデルの2種類に大きく分けられます。個人的には、大きな魚を狙うために、強気のビックワームを選り好んで持っていくようにしています。
タックルについて詳しく書いた記事も今後出していきたいと思いますので、今回はこのくらいの触り程度で。