6月を過ぎ、水温の上昇とともにマダイのまとまった釣果が出てきた。今回はそのマダイを、能登富来沖スタイルのライトジギングで狙ってきたのでリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松野和幸)
遊心丸でライトジギングゲーム
今回も能登外浦富来西海漁港から出船する遊心丸さんを利用させて頂いた。
船長から聞いた直近の状況としてはベイトフィッシュはシラスとトビウオで青物は相変わらずの入れ食いの状況だそうだ。利用した直近の日もキャスティングとジギングで青物入れ食いライトジギングでは良型のマダイの釣果も出たとの話だ。
ジギングタックル紹介
今回、用意したタックルはジギング用とライトジギングで計3セット用意した。
ジギング用
ロッド:シルバーバック63ML
リール:コンフリクト 6000番
ライン:タナトル4本編 3号
ジグ:オッターテイル170g ピンクグロー
フック:ジゲンツインハイパー 6番
ライトジギング用メイン
ロッド:シーオウル782ML
リール:フリームス 3000
ライン:タナトル4本編み 1.5号
リーダー:フロロカーボンライン 8号
ジグ:イエヤス100g オールグロー
フック:伊勢尼黒15号自作アシストフック
ライトジギング用サブ
ロッド:紅牙MX TJ76MHS
リール:ステラ 4000
ライン:タナトル4本編み 1.5号
リーダー:フロロカーボンライン8号
ジグ:イエヤス 80g 赤金
当日の作戦
今回はライトジギングとはいえかなり強めのタックルを用意した。
というのもここ富来ではマダイ狙いのライトジギングで「ブリ食いましたー」は日常茶飯事で、1号以下のタックルなんかだと瞬殺で切られるためだ。PEライン1.5号を標準にリーダーは6~8号を使用したタックルを用意した。
また、リールも全てローギアで揃えた。これもブリ対策の一環である。というのも、ハイギアは機種によって負荷が掛かると巻きが非常に重たくなることがあるため。特にこの時期のブリは5kgほどの小ブリでも水温が高いと非常に馬力があり、よく引いて走り回るため、ハイギアだと巻き負けてしまうことが多々あるのだ。
それと、当日の天候は曇りでローライトな状況に雪代の濁りがあるため、ジグのカラーもオールグロー、赤金と濁り潮、ローライトに強いカラーを選んだ。