今さら聞けない魚のさばき方:小魚には「ペティナイフ」が万能選手?

今さら聞けない魚のさばき方:小魚には「ペティナイフ」が万能選手?

魚のさばき方といっても、対象魚によって様々。今回は、身近な堤防から釣れるアジやキスをさばくのに適している「ペティナイフ」を紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

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Shunichi_Sugimoto

静岡在住の釣り好きです。季節ごとその時に釣れているターゲットを狙って一年中釣りを楽しんでいます。解説記事をメインに釣果レシピや釣行記も執筆中。

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ペティナイフ活用術

では、そんなペティナイフの活用術を紹介します。

1.魚の下処理から調理まで快適に

釣ってきた魚の下処理から切り分け、野菜のカットまで1本で出来てしまうのがペティナイフの魅力です。例えば、魚をお刺し身にするときには皮を引く作業が必要になりますが、厚さが薄い刃のおかげで比較的スムーズに行えます。盛り付け時に一緒に添える野菜などの下処理も同時にできるのでとても便利です。

余談ではありますが、釣りエサに使うサンマの切り身やサバの切り身を自分で好みの大きさにスライスする場合にもペティナイフが便利です。

2.干物や天ぷら用に魚を開く

カマスやアジといった魚を干物用に開く場合や、キスを天ぷら用にさばくような作業にもペティナイフが便利です。魚を開く作業は繊細な作業なので薄く刃を入れていくことができて取り回しもいいペティナイフの特徴が活きてきます。カマスやイワシのような身が軟らかくて身崩れしやすい魚でも綺麗に開きやすく、完成したときの見栄えや形が綺麗になりやすいです。

今さら聞けない魚のさばき方:小魚には「ペティナイフ」が万能選手?ペティナイフが威力を発揮する小アジ(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

3.出刃包丁と使い分けよう

中型以上の魚や骨が硬くて頑丈な魚は出刃包丁で下処理します。大きな魚の場合はペティナイフだと力不足になることが多く、無理をすると刃が欠けてしまう可能性があるので要注意です。小型魚の下処理であればペティナイフ、それ以上の大きな魚の下処理には出刃包丁と使い分けることが重要になります。

今さら聞けない魚のさばき方:小魚には「ペティナイフ」が万能選手?大型魚には出刃包丁(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

<杉本隼一/TSURINEWSライター>