人気上昇中『アカハタゲーム』のキホン:陸っぱりポイントの開拓方法

人気上昇中『アカハタゲーム』のキホン:陸っぱりポイントの開拓方法

近年人気のアカハタゲーム。ポイント選びに困っているアングラーも多いだろう。今回はアカハタゲームにおけるポイント開拓方法を解説する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)

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山下洋太

フィールドは三浦半島及び伊豆半島の地磯。ターゲットはロックフィッシュ。年間釣行回数は300回以上。

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目次

ポイントになり得る条件

新規開拓をする時の判断基準となる条件は下記の通りだ。

水温が18~20℃を超えるポイント

春はアカハタゲームにおいての低水温期となる。春は神奈川県内だと17℃前後のことが多く、そのような時はなかなか反応がなく、数釣りができない。水温が高くなってきたころが狙い目だ。

水深が10mほどあるポイント

アカハタゲームにおいては10mほど水深があるところを狙うのが一般的。ゴロタ浜などでは例外的に超浅場で釣れることもあるが、掛けてからのやりとりも考えると水深があるほうが根に潜られにくくいいだろう。

魚礁や根が多い

根などのストラクチャーがないとアカハタはいないと言ってもいい。何投かしてみて根に全く引っ掛からないポイントではアカハタゲームは成立しない。

エサが豊富なポイント

磯際にカニやエビなどの甲殻類やベイトフィッシュが豊富なポイントは、アカハタが釣れる可能性が高い。投げる前にどのようなエサがいるかチェックをすると、ワームの選択にも役に立つため必ず行うようにしよう。

新規開拓の注意点

新規開拓する時にはいくつか注意したい点がある。

無理をしない

広大な磯やゴロタ浜では、どんどん奥に進めてしまうポイントがある。潮位により帰れなくなるポイントもあるので要注意。

安全装備

磯やゴロタ浜での釣りがメインとなるため、スパイクシューズ、フローティングベストは必ず着用する。

人気上昇中『アカハタゲーム』のキホン:陸っぱりポイントの開拓方法安全装備は確実に(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

携帯の電波が届かないこともある

場所によっては携帯の電波が圏外になる。地図が開けなくなるため、事前に地図のスクリーンショットを用意しておくとある程度どこにいるか把握するのに役に立つ。また沖に障害物がどのあたりにあるかも把握できる場合もあるので、立ち位置と一緒に根の位置などが判るようにスクリーンショットを撮っておくことをおすすめする。

単独釣行は避ける

通い慣れたポイントだとどこが危険か把握できているだろうが、新規開拓ではどこが危険で注意しないといけないかがわからないこともある。そのため新規開拓では怪我などの危険性が高くなる。怪我をすると1人ではどうにもできないことがあるため、単独釣行は控えよう。

<山下洋太/TSURINEWSライター>