【関西2020-2021】年末年始は船釣りに行こう オススメターゲット5選

【関西2020-2021】年末年始は船釣りに行こう オススメターゲット5選

お正月の休みを利用して釣りに出かける人も多いはず。今回は関西圏で年末年始にオススメしたい船釣りのターゲットを紹介しましょう。

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(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

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船釣り エサ釣り

舞鶴沖のマダイ

冬は荒れることが多く、思ったように出船できない日が続く日本海方面ですが、冬型が緩んだ日に出船できれば大釣りができる確率が多いのが冬の日本海方面です。ターゲットはお正月らしくマダイはいかがでしょう。

ゲストも豊富

とはいえ、この方面で手軽にマダイと出会えるテンビンフカセ釣りでは、ハマチやメジロなどの青物も交じることが多く、ポイントによってはチダイやレンコダイ、カイワリ、アマダイ、アジ、サバなど冬場も魚種多彩な釣果となることが多いです。

【関西2020-2021】年末年始は船釣りに行こう オススメターゲット5選魚種多彩に大釣りも(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

京都・舞鶴の沖には冠島周辺や白石グリといった有名な好漁場があります。船長がその時々で判断してポイントへ案内してくれます。基本的にはまきエサ、さしエサともにオキアミを使用したテンビンフカセ釣りで、主に胴調子の軟らかな竿を使った置き竿で狙います。オモリは場所や潮の流れ、釣り座によって重さがかわりますので、事前にどの程度のオモリを持参しておけばよいのか聞いておきましょう。

【関西2020-2021】年末年始は船釣りに行こう オススメターゲット5選オキアミとテンビン(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

仕掛けとタナがキモ

また、重要なのは仕掛けです。この方面でテンビンフカセ釣りに使用する仕掛けは全長が6~21mなど大きな幅があります。これは魚の食いやエサ取りの具合などでちょくちょく変更します。また、船長によっては船内統一でのオススメ仕掛けなどもありますので、こちらも要確認です。

【関西2020-2021】年末年始は船釣りに行こう オススメターゲット5選冬場はきれいなマダイが多い(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

釣り方は船長の指示ダナを基本として、エサが取られれば次はタナを浅くするなどのちょっとした釣る層の変化で本命のアタリを待ちます。軟らかな竿を使う理由は、食い込みの良さもありますが、船の揺れをある程度吸収してくれる竿で、まきエサがポロポロと少量ずつ勝手にカゴから出るように調整できるメリットもあるからです。

京都府下では東舞鶴、西舞鶴方面をはじめ、宮津や京丹後方面からも多数の遊漁船が出ています。

日ノ岬沖のカワハギ

関西圏で船のカワハギ釣りが楽しめるエリアとしては兵庫・明石や和歌山・加太周辺、日ノ岬周辺、串本などがありますが、浅場が多い明石や加太周辺は水温の低下とともにカワハギの食いが渋ってきます。反して、深場での釣りとなる日ノ岬周辺では冬場にカワハギの食いが本格化してきます。

【関西2020-2021】年末年始は船釣りに行こう オススメターゲット5選カワハギに挑戦しよう(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

水深は40~45mラインで魚礁や岩礁周りの砂利や砂底がポイントとなります。障害物の上を通過する時以外は、ほとんど根掛かりすることはありません。古くから関西の中では、カワハギ釣りの競技も行われているような海域で、釣り場の広大さが魅力です。

駆け引きが楽しい

釣り方としては、カワハギ専用のハリを使った胴突き3本バリが定番。エサはアサリのむき身を使用します。釣れるカワハギは15~25cmといったところですが、アタリから掛け、やり取り、取り込みまで、深場ならではの釣りが進歩しています。中層でも釣れますが、オモリを着底させた状態での底の釣りがメインとなるのもこのエリアの特徴でしょう。

【関西2020-2021】年末年始は船釣りに行こう オススメターゲット5選エサのアサリ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

カワハギ以外のゲストは、トラギスやキタマクラ、ベラといったあまり歓迎されない魚が多く、釣果としては、ほぼカワハギオンリーと言えます。そのため、カワハギとの駆け引きを存分に楽しめるのも魅力です。

【関西2020-2021】年末年始は船釣りに行こう オススメターゲット5選釣果は、ほぼカワハギ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

水温で活性が変化

例年、最盛期が1、2月で低水温期は、黒潮の分流による上り潮(大阪湾へ向かう潮)が流れれば水温が上がり、逆に大阪湾方向から潮が流れ出してくると水温が低下する傾向があります。それぞれにカワハギの活性が極端にかわるので、状況に合わせた釣りが釣果の差となります。

もちろん、カワハギは薄造りやカワハギ鍋などがオススメ。深場だけにあまり大きな肝は入っていることが少ないエリアですが、それでも美味しさはかわりません。

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