伊勢湾の沖釣りの一大基地となっている愛知県の南知多町。年間を通して様々な魚が狙えるが、ふるさと納税を駆使すればかしこく釣りを楽しむことが可能だ。
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「南知多」は船釣りが盛ん
愛知県の南部に位置する知多半島。伊良湖沖をはじめとする、伊勢湾の沖釣りの一大基地となっているのが、愛知県の南知多町だ。南知多町には主に4つ漁協があり、その漁協に所属する遊漁船を利用すれば、この豊穣の伊勢湾口で沖釣りが楽しめるというわけだ。
4つの漁協とは、豊浜漁協、師崎漁協、片名漁協。それぞれに漁港から出船する遊漁船の特徴として、まず安心して乗船できる大型船が多いこと。よって多少海が荒れても出船できるうえ、広いキャビンとゆったりとした釣り座で、快適に釣りが楽しめることを意味する。
また、船長以外にも仲乗りという釣り人をサポートしてくれるスタッフがいる船もあり、エサを配ったり仕掛けが絡んだらほどいて回ったり、釣れていない人がいたらアドバイスをしてくれたりと、実に気配りが行き届いた環境で釣りを楽しめる。
さらに、リールやサオなどのレンタル(有料)が可能な船も多く、大型乗合船の多くは、こういった貸し道具をそろえている。道具をそろえる前に体験してみたいという人や、グループ釣行する際に、道具を持っていない人がいても、新たに購入する必要もない。
このようなサービスの面において、南知多の遊漁船は非常に充実した体制が整っている。ゆえに、船釣りの経験がない人も、安心して乗船できてお勧めだ。
「ふるさと納税」で乗船券が貰える
南知多町では、新しい試みとして、「ふるさと納税」に対する返礼品として、紹介した4つの漁協の遊漁船の乗船チケットの進呈を始めた。寄付金額によって利用できるコースが変わってくるのだが、例えばフグやカサゴなどの中物乗合では3万円、ルアー乗合では4万円、ヒラメやウタセマダイなどの大物乗合は5万円の寄附金額で乗船チケットを手にすることができる。
ふるさと納税とは、自治体への寄附後に手続きを行うと、所得税や住民税の控除を受けることができる制度。控除の上限は収入や家族構成によって変わってくるが、自身の控除上限額内であれば、例えば5万円寄附しても、最大4万8千円戻ってくることもある。
ベテラン沖釣り師も、これから沖釣りを始めたいビギナーも、はたまた、遠征釣行にもぜひこの制度を活用して南知多に釣りに出かけてほしい。
釣り人専用ふるさと納税サイト
TSURINEWSにて新たに公開された『釣り人専用ふるさと納税サイト』。釣りに関する返礼品のみを扱った、釣り人のためのふるさと納税情報サイトだ。
乗船券以外にも、ロッドやリールなど釣り具の返礼品も多数掲載されている。うまく活用すれば、実質2千円で釣り道具から釣り船乗船券まで手に入ってしまうかもしれない。ぜひ一度チェックしてみてほしい。