8月中旬の3日間、琵琶湖・南湖へバス釣りに出かけました。夏らしくトップウォーターを攻め、50cm級のブラックバスをゲットした釣行をお伝えします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・宇佐美 岳洋)
琵琶湖で陸っぱりバス釣り
「スピニングタックルでの巻物にこだわって60cmアップ」という夢を持つ筆者が、8月10・15・16日の3日間、琵琶湖・南湖へ。今回の釣行では、夏らしくトップウォータープラグで攻めることにしました。
釣りの前日は遠足前気分となって熟睡できない筆者。前日深夜に出発し、坂本城址公園の駐車場に車中泊し、朝イチは坂本城址公園からスタートすることにしました。
3日間とも快晴で酷暑。暑さ対策として「水分・栄養・睡眠」の3点を気に付けました。また、軽くて動きやすいブーツを使用したのですが、色が黒で熱を帯び、薄さの影響でダイレクトに足が熱されていました。足場が高い釣り場では時々、湖に足を突っ込んで冷却を行わなければならず、長時間居座ることができませんでした。
みなさんも服装での体温調整はもちろんですが、お履物の選択肢も増やして釣行に臨んでみてください。
ルアーは2択
今回の釣行で使用したルアーは2つ。決して面倒くさいという理由ではありません!「活性の高いバスに出会えれば良い」との割り切った考えがあったからです。
HKML・K-1マック
サーチルアーとして、「HKML・K-1マック」を使用。波動で食わすことができる!とバス釣りの師匠に勧められ、投げない日がないぐらい使っている「先鋒ルアー」です。
メガバス・POP-X
「メガバス・POP-X」が今回の大将を務めました。なぜ大将なのか?その理由は後ほど!過去にも実績があり、入れ食いも経験したことがあるルアーです。
坂本城址公園では不発
朝マヅメは坂本城址公園を攻めましたが、バイトまで至らず。ごく小さなアタックはあっても、バスの顔を拝むことはできず。
ちなみに、NHKドラマ効果の観光客はほとんどいませんでした。4月の取材では駐車場は車が入れ替わり立ち替わりの状態で、警備員さんが常駐していましたが、今回は釣り人だけが駐車場を利用している状況。いつもの静かな公園に戻っています。
浮御堂でランカー級
続いて、浮御堂に移動。HKML・K-1マックを投げ込むと1投目から小さなアタックがあり、水中に目を凝らすと大きな魚影。足元の小バスたちもルアーを追っかけて活性の高い様子がひしひしと感じ取れました。
しかしバイトまで至らずPOP-Xにチェンジをした2投目に歓喜の瞬間がやってきました!水面が割れるのはトップウォータープラグの醍醐味ですよね!
そして、水温が30度オーバーとなる湖面を静かに割ったかと思えば、一気に大きな水しぶき!ドラグの金属音をかき鳴らし、大暴れする魚体を空中に確認。浮御堂を観光する方々からは丸見えだったので、バラせない緊張感がありました。
ウィードがラインに絡み、ドラグも鳴りっぱなしなのをお構いなしに引っこ抜き、50cm弱のバスをキャッチ!
アピール力の強いポッパーへ替えた決断力は、糖質多めで頭の働きが良くなっていたのだと信じています。その後もPOP-Xで10cm台を2匹キャッチしました。