9月8日の夕方から須磨でライトゲームを楽しんだ。アナゴにカワハギにウミタナゴなど、意外な珍客ばかりが顔を見せた釣行をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
夜は定番のカサゴが連発
夕マヅメが終わって、ひととおりそれらしいポイントは打ったが、残念ながら夜にアジの気配はこの日はなし。大阪南港でもそうだが、今年はアジが遅れているようだ。明石の方では豆アジが限定的に釣れていると聞いたが、この日はそちら方面まで走るのは控えた。
夜は定番の根魚を狙う。初心に戻って、ジグヘッドを重くし、しっかりと着底させて特に工夫もなくリトリーブするだけで、カサゴが釣れてくれる。

須磨以西の根魚は、カサゴもそうだが、メバルも、水質がいい場所で育っているので、おいしく食べられる。久々にこいつも持ち帰ることにした。
ヘンテコゲームを満喫
結果的にアジは獲れなかったが、それよりも何よりも、この日は面白い体験ができた。思えばカワハギを釣ったのなんて、本当に何年ぶりだろうか。
ライトゲームで狙える魚種は幅広い。私は主に今は「狙い」でチヌを釣っている(ライトブリームという釣り)をしているが、逆の意味で、また変わった魚が釣れることもあるのだと再認識した。
本当に小さなリグはどんな魚の口にでも入ってしまうのだ。極小ジグヘッドでカワハギ釣り、再現性はあるだろうか。群れにさえ当たれば、もしかしたら。

<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>
須磨港