ボートエギングでアオリイカ17杯 深場狙いが奏功【京都・FC海友】

ボートエギングでアオリイカ17杯 深場狙いが奏功【京都・FC海友】

9月16日、レンタルボートでエギングを楽しむために京都・宮津湾へ出かけた。本命アオリイカ17杯を仕留めた釣行をレポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・兵頭良弘)

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兵頭良弘

大阪府交野市在住。磯、波止、船釣りなど、ほぼオールジャンルで釣りを楽しんでいる。古くから親しんできた磯のグレのほか、波止チヌフカセや船釣りにもシフトしている。

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宮津湾でボートエギング

例年なら宮津湾のアオリイカは9月中旬から11月上旬まで、ボートエギングで、胴長15~25cmの秋アオリイカがコンスタントに釣れている。しかし、今年は高水温、高気温の影響からか、アオリのサイズもコロッケサイズが多い。

そんな状況の中、この日は8人でフィッシングセンター海友のボート3隻に分乗し、午前6時前に港を出船。船ごとにどのポイントから攻めるかはグループの判断に委ねられた。私が同乗した神吉さんと仁村さんはエギングにかなり精通しているので心強い。

ボートを走らせながら3人で相談し、まずは港を出て7~8分の「そうか前」と呼ばれる浅場のポイントから、沖に向かって順に攻めていく作戦を展開した。

ボートエギングでアオリイカ17杯 深場狙いが奏功【京都・FC海友】出船前の桟橋風景(提供:WEBライター・兵頭良弘)

黒崎で本命アオリ登場

午前6時すぎ、そうか前のポイントへ到着。岸から20m沖付近から、3人が思い思いの方向へエギをキャストしてはロッドをシャクり、反応がなければ再び、キャストしてシャクリを入れる。

しかし、15分ほどドキドキしながら同じ動作を繰り返したが、ここではアオリからのシグナルを拾うことができず、早々に見切りをつける。次は宮津ヨットハーバー近くの地磯前まで移動し、船を流しながら広範囲にアオリイカの魚影を探ってみた。 

ところがここでもアオリイカの反応は見られず「これはアカン」と私の経験から、「黒崎」の先端へ一気に場所移動。大きな沈み根が点々と入ったポイントでエンジンを止め、すぐにエギをキャストする。

すると、まず私の竿にイカ独特のグイグイと竿先を絞め込む引きが現れ、胴調15cm級の本命がヒット。続いて地方方向を攻めていた仁村さんにも同サイズがヒットすると、負けじと神吉さんは17cm前後の当日最大サイズを乗せた。意気消沈していたボートの上はようやく活気づき始めた。

ボートエギングでアオリイカ17杯 深場狙いが奏功【京都・FC海友】ボート内で次々にヒット(提供:WEBライター・兵頭良弘)

乗せるための工夫

港を出る前、レンタルボート海友の社長から「アオリイカのタナは深いで」と聞かされていたので、とにかくシモリ周りの落ち込みを探してはキャストして、テンションフォールでエギを落とす。あるいはシャクリのパターンをかえて、ボトムからダダ巻きでアオリをエギに引き付ける。

エギにアオリが追尾してくれば、サイトで確認しながら細かいダートでエギを抱かせるなど、誘いパターンとエギの色をローテーションする。こうして、ポイント移動を繰り返しながら、午後12時過ぎまでに3人が14杯ずつの釣果を上げた。

ボートエギングでアオリイカ17杯 深場狙いが奏功【京都・FC海友】まずまずのサイズをゲット(提供:WEBライター・兵頭良弘)

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