大阪府の南端、岬町にあるとっとパーク小島は様々な魚が釣れるので、近畿圏の釣り人やファミリーに大人気の釣り場だ。ターゲットや施設内の雰囲気、施設情報など紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・森宮清釣)
『とっとパーク小島』とは
とっとパーク小島とは関西国際空港建設時に、埋め立て用土砂の積み出し桟橋として作られたものを利用した海釣り公園で、暑い夏でも海上や山からの冷たい風が通り、陸上よりは幾分涼く感じられる。
家族連れにオススメ
釣り場に到着して釣りをする前からなぜか楽しくなるのは、受付を済ませてまず目に飛び込んで来るおとぎの国風の建物のせいだ。もしもお子様連れなら大はしゃぎされそうである。
ここを過ぎると鉄橋風の長い通路、荷物の多い釣り人の場合は、キャリー用のスロープが設けてあるので、多少重い荷物でも楽に持って行けるようになっている。
釣り場は割り当て制
降りるとそこはもう釣り場、大阪側向きと和歌山川向きにサオが出せるが、釣り公園に入った時の駐車場のナンバー順に、場所の割り当てが決まるそうなので、自由に場所を決めることはできないとのこと。釣り人の収容人数は200人らしい。
釣れる魚たち
釣り場は水深もあり、釣り人の話だと30mはあるそうだ。桟橋両脇には魚礁が入っていて、様々な魚たちが生息できるようになっているそう。
『天然もの』の青物やマダイ
アジ、サバは勿論、これらの小魚をエサとした泳がせ釣りではブリやハマチなどの他、大型のマダイなどが釣り人を喜ばせている。もちろんこれらの魚たちは全部天然もの。釣り公園だから養殖魚も放流しているのではと思う人、ご安心を。養殖魚はゼロなんです。
秋頃は釣り物が多彩に
また9~10月の秋ごろに釣れる魚種としては、上記の魚たちの他にイシダイやチヌ、タチウオ、グレ、アオリイカ、タコ、カワハギ、ウマヅラハギなど。釣行前によく釣れている魚を聞いておき、タックルやエサなどを決めると良い。欲を出してあれもこれも狙おうとすると、荷物にエサ類、道具などが増えるばかりでなく、結果も悪くなる可能性が高い。この釣り場で出せるサオの数は1人2本までである。