沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】

7月23日と8月1日に兵庫・神戸港西エリアの和田防波堤&新波止でサビキと落とし込みを楽しんだ。チヌの他、嬉しいゲストのサンバソウ(イシダイ)も登場した釣行の様子をレポートしたい。

兵庫県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・伴野慶幸)

アバター画像 TSURINEWS編集部

海釣り 堤防釣り

和田防波堤&新波止

和田防波堤(和田防)、沖の新波止、ポートアイランド赤灯波止の3つの沖堤防があり好釣り場となっている神戸港西エリア。今回は梅雨終盤の7月23日と梅雨明け直後の8月1日に出かけてみた。両日とも午前中は和田防でウキサビキ釣り、午後は沖の新波止で落とし込み釣りを行った。

釣り場の基本情報などは、TSURINEWS記事「【関西2020初夏】阪神~神明間の沖堤防紹介 おすすめターゲットも」をご覧いただきたい。

河内渡船で和田防波堤へ

長雨続きだった日々もようやく終盤に差し掛かり、晴れる日も多くなってきた7月23日、ウキサビキ釣りで中アジが釣れていると言う和田防波堤へ釣行した。

利用したのはこのエリアの老舗ともいえる河内渡船。多くの常連から寄せられる日々の生きた情報のほか、ホームページも充実しており、フィッシングマックス神戸ハーバー店とも協力関係にあるので、情報収集や下調べには事欠かない。

救命胴衣は必ず着用

なお、大阪湾の沖波止は全域で救命胴衣の着用が義務付けられているので注意のこと。また、河内渡船は新型コロナへの対応を掲げており、乗船客にもマスクの着用を呼び掛けている。

この日は事前の天気予報が曇時々雨ということで、朝5時発の釣り客はわずか6人と少ないながらも、全員がマスクを着用していた。船長の勧めもあり、西寄りの「出っぱり」で船を降り、さらに少し西に移動して内向きに釣り座を構えた。

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】和田防内内向きのサビキ釣り風景(提供:WEBライター・伴野慶幸)

ウキサビキ釣りのタックル

ウキサビキ釣りのタックルは、4.2mの投げ竿に道糸5号を巻いたスピニングリール、サビキは色目の薄いスキンサビキを選択した。アミエビを詰めるマキエカゴはサビキの上下それぞれに付けるダブル方式とし、上カゴとサビキの間にクッションゴムを介した。

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】サビキ用持参釣り具(提供:WEBライター・伴野慶幸)

下カゴはテンビンにセットし、テンビンの先にもフラッシュ仕様のサビキをセットした。また、マイクロベイトに似せた2cmほどのソフトワームをサビキの3か所に付けて、アクセントとした。

ウキサビキ釣りは貧果に

この時期、中アジのタナは底だが、和田防の内向きは波止際から約20mまでは海底に基礎石が敷き詰められているので、それより遠くをウキサビキの投点にして、手返しを続けて挑んだ。しかし、群れの回遊は散発で、昼まで粘ったが、中アジは2尾に終わってしまった。

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】中アジは2尾で終了(提供:WEBライター・伴野慶幸)

周りも釣果は伸び悩んでいたが、ウキサビキの投点をさらに遠く、40m辺りまで投げていた人が、頭一つ抜けた2ケタ釣果を上げていた。

別日にリベンジ釣行

これを教訓に、8月1日に朝5時からリベンジ釣行に挑んだ。遠投が効くようにと、竿の反発性を重視して遠投カゴ釣り仕様の磯竿5号にかえて臨んだが、群れの回遊状況は前回よりも悪い。周りから「群れが小さいんやな…」とボヤキも聞かれる始末。

午後1時までに小サバに遊ばれて、キープした釣果は中アジ1尾と、リベンジどころか返り討ちにあってしまった。ただ、全体的には渋い状況ながらも、周りで大サバを釣った人がいたり、前回と同じ釣り人が今回も2ケタ釣果に乗せたりと、明るい材料も見い出せた。近いうちにウキサビキ釣りでの再リベンジを期したい。

沖堤防をサビキ&落とし込み釣りで堪能 サンバソウやチヌなど【和田防】中アジ1尾でリベンジならず(提供:WEBライター・伴野慶幸)

次のページで落とし込み釣りに転戦