釣り人的簡単DIY、それが「スーパーライトDIY」略して『SLD』だ。今回は、暑くなるこれからの季節にマストなアイテム、クーラーボックスのSLDを紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
スーパーライトDIY(SLD)
DIYと言っても大がかりな作業をするわけではなく、ちょっと「○○するだけ」で釣行が快適になる簡単なDIY。筆者はこれを流行のスーパーライトジギング(SLG)にあやかってスーパーライトDIY(SLD)と名付けたい。決して、記事にするほどでもない小ネタをキャッチ―なネーミングでごまかそうとしている訳ではない。
今回はクーラーボックスの使い勝手がよくなるSLDを紹介したい。
クーラーボックスの問題点
クーラーボックスは釣行に欠かせないマストアイテムだ。水分補給に必要なドリンク類や食料を冷やしたり、釣った魚を保冷し鮮度を維持するためになくてはならない道具である。でも、釣った魚とドリンク類を一緒に入れるとなるとちょっと抵抗感があるのも事実。
なぜって、クーラーボックスに、釣った魚とドリンク類を一緒に入れていると、ドリンクのボトルが生臭くなり、飲むときに気持ち悪いから。とくに船酔いしてるときなんかは最悪。
![釣り人的『スーパーライトDIY(SLD)』:クーラーボックス](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2021/06/wpIMG_4390.jpg)
問題を秒で解決するSLD
最善の解決策はクーラーボックスの中に内部トレーを設置すること。内部トレーがあれば魚と飲食物の保存場所を分別できてドリンクや食品が水没したりして生臭くなってしまうのを防ぐことができる。もともと内部トレーが付いているクーラーボックスや追加オプションで内部トレーを購入できるクーラーボックスもあるようだが、多くの製品には内部トレーは用意されていない。
![釣り人的『スーパーライトDIY(SLD)』:クーラーボックス](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2021/06/wpIMG_7560.jpg)
なので自分でトレーを用意するのだが、単純に大きさがあいそうなトレーをクーラーボックスの中に設置しようとしても、よほど奇跡的なシンデレラフィットでも起きない限り、トレーはクーラーボックスの上層にとどまることはなく底面まで落下してしまい結局はあまり意味がないことになってしまう。この緊急事態を解決し釣行を快適にできる「○○するだけ」のSLDがある。
![釣り人的『スーパーライトDIY(SLD)』:クーラーボックス](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2021/06/wpIMG_7562.jpg)
その内容はズバリ「ちょっと木の板を切るだけ」である。