日本人にも馴染み深い魚である「ウナギ」。近年は気軽に食べられない高級魚ですが、身近な水辺で狙える釣りのターゲットでもあります。このページではそんなウナギ釣りの時期・場所・時間・仕掛け・釣り方などの基礎知識と、仕掛けへの工夫などウナギ釣りのコツを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦永)
ウナギの釣り方
釣り方は至ってシンプルです。狙いのポイントに投げ込んでアタリを待つだけ!複数の竿を用意し、近投と遠投など回遊ルートを広く探ると効率的です。とはいえ周りに釣人がいる場合は迷惑にならない本数に抑えるようにしましょう。
アタリがなくても、15分に1回ほどエサのチェックをするようにしてください。エサが針からズレていたり、エサ取りに取られている場合もあります。
アタリの出方とアワセ
アタリの出方は前アタリがあってから、エサを食い込んだ本アタリに繋がることが多いです。前アタリはエサを咥えて飲み込もうとするのか竿先が上下したり、仕掛けに触って竿先が微妙に揺れるようなものまで様々ですが、何か反応があったら竿を手持ちにしましょう。ラインを程よく張ってみて魚信を確認したら、すぐにアワせず竿先を送り込んでいき、違和感を与えずにしっかりとエサを食い込むようにアシストすると効果的です。本アタリはグッと竿先が引き込まれるので、そこでアワせます。
取り込みも重要
取り込みは時合が短いことも多いので手返し重視で取り込みます。取り込んで地面に置くと仕掛けが高確率で絡まり、ヌルヌルで掴むのも難しく時間がかかるのでNG。魚をぶら下げたままピストル型の針外しなどを使うかハリスごと切って、そのままクーラーボックスに入れてフタをしてしまうといいでしょう。
ウナギ釣りの持ち物
ウナギ釣りの持ち物には、タックル、虫除けスプレー、飲み物、ヘッドライト、ハサミ、三脚竿立て、クーラーボックス、タオル、水汲みバケツ、長袖長ズボン(推奨)などがあります。
この中でも、気温が高い時期に行うことが多いウナギ釣りにおいて、大切な3つのアイテムを紹介します。
虫除けスプレー
河川の近くは蚊やブヨなどの人体に影響を与える害虫がいます。そのため虫除けスプレーは確実に持っていった方が良いです。虫はラベンダーやレモングラスなどの柑橘系の匂いを嫌います。天然のアロマオイルは肌にも優しいため、肌が弱い人や健康面に気を付けている人でも、安心して使用できます。
飲み物
釣り場は自販機やコンビニが近いポイントばかりではないので、熱中症対策として必ず飲み物を持っていきましょう!僕はいつも水筒にお茶やお水を入れて持っていきます。
長袖長ズボン
半ズボンでは、草むらを移動する場合に肌が傷ついて小さい怪我をしてしまうことがあります。また、長袖長ズボンは虫刺され防止のためにも必要です。暑いのが苦手な方は長袖のインナーもオススメです。
僕はメガバスのHYOGAという水分に反応してヒンヤリする素材・氷河を採用したインナーで涼しく虫除けをしながら釣りをしています。