関西沿岸では夏から秋への釣り物が入れ替わりつつある。明石沖ではジギングでタチウオや青物が盛り上がり、和歌山ではカワハギやアマラバ便のシロアマダイが好調。さらに京都ではイカメタルが連日好釣果を記録し、秋のターゲットが次々と姿を見せている。
(アイキャッチ画像提供:シーマン)
兵庫県:ニコガオ丸
兵庫県明石市にある明石浦漁港出船のニコガオ丸では、8月29日にジギングでタチウオやサワラ、ツバスなどがキャッチされた。なお、同船ではタイラバやテンヤタチウオも楽しめるほか、木・金・土・日曜は夕方からのアオリイカ釣りも出船する。アオリイカ便の集合時間は午後3時30分出船、午後9時半ごろに帰港となる。料金は乗合1人8,000円。
好土産確保(提供:ニコガオ丸)ニコガオ丸

ニコガオ丸の名前の由来は、「笑顔があふれる釣り船を目指したい」という船長の熱意。青物ジギングをメインに、潮の状況によりタチウオテンヤ、タイラバなども楽しませてくれる遊漁船。初夏から夏にかけては人気のマダコ釣りも出船。大船長と若船長の2隻体制で多彩なニーズに対応します。
兵庫県:エビス丸
兵庫県淡路市にある育波漁港出船のエビス丸では、9月1日にタテ釣り(落とし込み)で大型のマダイのほか、メジロや大きなハマチが多数上がった。なお、タテ釣りに関してはそろそろ終盤を迎えつつあるが、今後はタチウオが盛期を迎えるほか、秋が深まればノマセ釣りのヒラメや青物も盛期を迎える。
マダイ&青物手中(提供:エビス丸)エビス丸

少人数制で隣との距離があるので広々!オマツリのストレスなく釣れる。明石海峡大橋の下まで25~30分、鳴門海峡までは1時間!明石と鳴門の美味しいブランド魚が狙えます。また、高速降りてすぐにコンビニありで、そこから港までも至近と利便性がいいのも魅力。
和歌山県:清風丸
和歌山県和歌山市にある市堀川ボートパーク出船の清風丸では、待望のカワハギ釣りが走りの時期を迎えている。同船では8月31日、30日とカワハギ狙いで出船。まだ水温が高いせいか、数こそ伸び悩んだものの、25cm級の良型がそろって顔を出した。なお、カワハギ釣りは当船のメイン看板。特に型狙いで定評があり、昨シーズンも数多くの尺カワハギが上がっている。
カワハギヒット(提供:清風丸)清風丸

紀北~紀中の沖を釣り場に、カワハギ、ヒラメ、青物、タチウオ、鬼アジ、クログチ、エサ釣りやチョクリ釣り、ジギングにテンヤタチウオなど広く対応しています。なかでも船長自慢のカワハギ釣りは釣果も強烈。カワハギファンやカワハギにチャレンジしたい人はぜひ足を運んでほしい一隻。
和歌山県:heyheyship
和歌山県和歌山市にある市堀川ボートパーク出船のheyheyshipでは、8月31日にアマラバ便でシロアマダイ30~47cmが船中34の釣果。また、30日のアマラバ便は絶好調で、50cmを筆頭にシロアマダイが船中44匹と大漁。良型のアオハタ3匹やイトヨリなどのお土産も上がった。なお、9月からはティップラン乗合も出船するのでぜひチャレンジを。
シロアマダイ確保(提供:heyheyship)heyheyship

ジギング&タイラバをメインにキャスティングも対応、青物、タチウオ、マダイ、サワラなど多彩なターゲットに対応。夢はでっかくキハダにも照準。ベテランからビギナー、女性まで幅広い層のアングラーのニーズに応えます。レンタルタックル&サポートも充実!ルアー1個から貸出対応!
和歌山県:勝丸
和歌山県日高郡にある印南港出船の勝丸では、8月31日に合田さんが浮きスッテ仕掛けでアカイカとスルメイカを合わせて21匹を手中に。また、21日には富川さんが同じく浮きスッテ仕掛けでアカイカとスルメイカを合わせて45匹を上げた。なお、秋が深まればオキアミ五目が盛期を迎える。マダイやチダイがメインとなるが、マダイ釣りは当船の看板で熱烈なリピーターが多い。
イカ多数ゲット(提供:勝丸)勝丸

「タイ釣りカッチャン」、「印南のカッチャン」などと呼ばれている船長が、マダイ、イサギ、青物、アカイカの4種の釣りを案内。いずれのポイントも港からすぐなので、和歌山の海を心行くまで堪能できます。宿泊無料、道中は電車、手ぶら釣行もOK。
広島県:秀丸
広島県尾道市瀬戸田町垂水出船の秀丸では、8月29日にしまなみ海域のジギング・アジ泳がせ釣りに出船。ハマチ60cmから大型は80cmにサワラ、アコウなどをキャッチ。今後もマダイ、アコウ、ハマチ狙いが有望だが、ティップランエギングのアオリイカも出船する。
お土産十分(提供:秀丸)秀丸

「しまなみ海道」が通る広島の尾道から愛媛の今治の間は、多彩な魚種とおいしい魚、濃い魚影が育まれ、釣り人にとってはまさに楽園。生口島・垂水港を出船基地とする秀丸は、そんな楽園の釣りを案内しています。
京都府:シーマン
京都府京丹後市の浅茂川漁港のシーマンでは、8月31日、半夜便のイカメタルでサオ頭はシロイカ45匹とスルメイカ12匹をゲット。また、29日のサオ頭はシロイカ50匹とスルメイカ10匹、28日のサオ頭はシロイカ52匹とスルメ10匹ほどと大漁。好調につき、9月の中旬ごろまでシロイカ狙いで出船。下旬からはナイトティッップランを予定。同船はドテラ流しなので、ティップラン本来の応用が利き、広い範囲を探れて有利。
イカメタルでキャッチ(提供:シーマン)シーマン

80cm級大ダイに10kg級巨ブリが狙えるフィールドへ案内中。夏のシロイカメタルも人気。22年1月からは新造船が就航し広々快適!ポイントまで1時間以内と近くじっくり釣りが楽しめるのも魅力。
<TSURINEWS編集部>

