7月上旬、釣友2人を誘い滋賀県・湖北の塩津大川、知内川へ小アユ釣りに出かけた。塩津大川では3人それぞれが小アユ釣りを楽しめたが、知内川では私の釣果は乏しかった。隣で釣っている人はよく釣れているのに、こちらのサオには全く反応がない。釣りとは不思議なものだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・千田哲也)
塩津大川で小アユ釣り
天気は問題なさそうだが、気掛かりなのは熱中症。体調面を考慮し、2人には昼で終わりだと伝えておいた。
前回釣れた場所で待ち合わせたが、既に釣行者がたくさんいてポイントに入れなかったため、急きょ場所変更の連絡を入れた。塩津大川は浚渫工事中で川の光景が変わっている。釣れるポイントも変わってなければいいが。
釣友初ヒットに大興奮
自宅から持ってきたシラス団子に小麦粉やパン粉を混ぜて適度な硬さに仕上げる。エサを2人に渡して自分の準備に取りかかる。
すぐにアオキ君に小アユが掛かり、人生初の小アユに興奮している。釣り歴のある彼はやはり筋がいい。
アオキ君はポツポツと小アユを追加していく。都築さんも今年初の小アユをゲット。私は先生としてカッコいいところを見せなくてはというプレッシャーがあったが、3人それぞれが小アユ釣りを楽しんだ。
途中、工事関係者の人が来たのであいさつをして釣りをしていいか確認した。良好な関係を築くことでお互い気持ち良く仕事や釣りができる。
知内川へポイント移動
午前8時ごろ、釣れなくなってきたので3人で協議して移動することにした。目的地は小アユの聖地・知内川だ。
追坂峠という道の駅で休憩し、そこからすぐの知内川に到着。やはりたくさんの車が止まっていた。
知内川のアユは大きい
場所を確保して2人に釣り始めてもらう。日陰になる橋の下で、釣りをするには一番いいポイント。早々にアオキ君は小アユを釣ったようだ。
これで安心と私も釣り始めるが、仕掛けを流しても魚が釣れない。周りはポツポツ釣っているがなぜか釣れない。都築さんはいいポイントを見つけたようだし、アオキ君は定期的に釣っている。私は集中力がなくなり休む時間が増えた。
2人の話を聞くと、ここのアユは大きいと言う。爆釣とはいかなかったが、知内川のアユの大きさを体感してもらえて良かった。
夏休みにオススメ小アユ釣り
当日の問題点は知内川の私の釣果が乏しかったことだ。隣で釣っている人はよく釣れているのに、こちらのサオには全く反応がない。釣りとは不思議なものだ。
私は午前11時ごろ納竿して先に帰路についたが、帰宅後に釣果の写真を送ってくれた。すっかり日焼けして笑顔の2人。袋に入ったたくさんの小アユを持って満足そうだった。
夏休みに琵琶湖北部の川へ小アユ釣りに出かけてみてはいかがだろう。いい思い出の1ページになると思う。
<週刊つりニュース中部版APC・千田哲也/TSURINEWS編>
知内川