福岡~山口に面する響灘周辺では2月中旬頃からヤズが入ってきたようで大量釣果を目にする機会が多かった。今回はそんな期待を胸にジギングに望むが…?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)
光生丸でジギング釣行
風予報アプリでは北西が強く出ており、今回は厳しそうだと思っていたが、船長からは早上がりになっても大丈夫なら出れるけどどうしますか?とLINE。そりゃ行くしかないでしょう、ということでババ荒れ覚悟で出陣。
北九州市若松区から出船の光生丸に乗船した。気の良い船長さんだ。
タックル紹介
スピニングタックル
テンリュウ ドラッグフォース621-4
ダイワ セルテートSW8000HG
ベイトタックル
シマノ オシアジガーB65-2
シマノ オシアジガー1501HG
船中ヤズ登場
3/3(日) 6時前頃に集合し、6時半に出船した。駐車場が少し歩いたところにあるので、朝は余裕を持って集合したほうが良い。前日の土曜日も風の影響で9:30からの遅いスタートとなったそうだが、ヤズはリリースするほど上がったそうだ。
期待に胸が膨らむ中、最初のポイントに到着した。この日は風の影響でだいぶ荒れているので、あまり沖に出られない。その為白島周辺の50mラインを中心に、ジグは200gでスタート。朝イチは潮が全く効いておらずメタルジグも真下から戻ってくる。何度目かの流しでようやく同船者にWヒット。
同船者に少し小ぶりながらヤズ。Wヒットだったが、片方はバレてしまった。その後は前日同様のヤズラッシュを期待していたが、後が続かない。
ポイントを何度か変えてようやく自分にもヤズがヒット。
これもシングルヒットで終わり、連鎖しない。
待望の10kg超ヒラマサ
昼も過ぎて、潮が下げに変わった。ヒットコールがなかなかないまま、風がどんどん強くなり波も大きくなってきている。乗船者五人のうち二人はもう立ち上がれなくなっている。今日はダメそう…ムードが漂う中頑張っていた同船者にヒット。
ブリ一歩手前の丸々としたヤズ。しかし連鎖しない。だいぶ渋ちんの日に当たってしまった。このままタイムアップかと思ったが、自分のゆるく続けていたワンピッチにいきなりドスンと来た。ファーストランで根にラインが擦れたがギリギリで持ち堪え、ツッコミに耐えながら上げてくる。
10kgオーバー、メーター超えヒラマサをなんとかゲットした。上げてみるとリーダーはザラザラ。間一髪であった。
その後は風がさらに強くなり3時前に少し早い沖上がりとなった。最後の最後でチャンスをモノにすることができたが、諦めて竿を置いていればこのチャンスすら見えなかった。やはり諦めないことは大事である。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>