2024年伊勢湾で太いブリが釣れる?!水深30mラインのベイトを船で探し回ってジグで直撃のシューティングパターンで青物を狙え!
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦永)
伊勢湾ジギングの特徴と魅力
1年を通してジギングで多種多様な魚が釣れる伊勢湾。愛知県の「師崎」周辺からのジギング船も多く出船していて、名古屋や空港からのアクセスも良いため、県外からも人気の高いフィールドです。
冬の伊勢湾ジギングのメインターゲットは青物です。アタリが終始あるわけではなく、「ここぞ!」というジアイが訪れるパターンが多いため、そのジアイにいかに釣るかがポイントになってきますね!ジアイになると乗船者や周りの船がヒットし始めるので、とても盛り上がるのが楽しいですね!
釣りポイント概要
瀬周りの場合は、バーチカルで瀬に対する潮のあたり方を意識してボートのポジショニングを行うことや、反転流をGPSの水深線で予測しながら釣りを展開します。
砂地の場合は、ドテラで広範囲を探ることをオススメします。ピンポイントで魚のついているポイントをサーチするのは難しいので、広範囲にサーチすることでターゲットとの出会いのチャンスを高める戦略です。
伊勢湾ジギングのタックル
ロッドはジグ200g程まで乗せることができるようなハードすぎずライトすぎないような食わせ調子のロッドを選びます。リールはドラグ力7kg~10kgくらいまでのベイトのジギングリールがオススメ!
ライン
PE1.5号、リーダー32Lbを使用。プレジャーの場合は基本的に仲間内であるため、ヒット後に多少時間を掛けても良いと思いますが、ジギング船の場合は知らない人同士なのでヒットした魚が暴れてお祭りしないように、PE2号で素早くネットインさせる必要がある場合もあります!
ジグ
水深にもよりますが、80g、100g、120g、150g、200gを持っておくと良いと思います。
120gをベースジグとして、80gは水深の浅いエリアで使用。150g以上は水深と潮の速さによって使用。
当日の状況
2024年1月14日(日曜日)、天気は晴れの風速は2m~3mの凪日に当たりました。日曜日&凪とあり、伊勢湾のポイントには100隻を超える船の大船団ができており、ベイト反応もモリモリありました。
基本の釣り方
今回はジギング初心者のアングラーさんも乗船していたので簡単な動かし方からレクチャーしました。「速めのただ巻き5回→ロングフォール1回」でトライしました。
ワンピッチができない人でもただ巻きならしやすいみたいで、ロングフォールは竿を持ち上げて一気にジグを落とす感じで食わせの間を与える釣り方です。
ジグ選びの基本
フォール重視orスピード重視のジグがオススメです。
伊勢湾の青物はフォールパターンに反応しやすいという説があるので、フォールタイムの長いスロー系のジグがオススメ。また、スピード重視のジグはフォールスピードが速い、タングステンタイプのジグも人気です。
潮流の早い伊勢湾ではタングステンタイプを使って底取りしやすいと根掛かりも減り、手返しもよくなるのでヒット率も高まるように感じます。またベイトが小さい時にも比重は高くサイズが小さいタングステン系がオススメです。
フックの設定
フロントフック・リアフック両方つける派とフロントフックのみ派の2パターンに分かれますが、個人的にはフロントフックのみにしています。
理由として、どれだけジグの激しいしゃくり方をしてもジグが絡まないので、ジグの動きを気にせずに自分らしくしゃくることができるからです。
また初心者の方でもジグの絡みが減るのでストレス軽減に繋がると思います。
ただ、ショートバイトが多い時やバラしたくないときはフロントリアともに両方ついていた方がいい時もありますね!
前半戦スタート
日の出と共に出船して、最近釣れているポイントに向かっていくと、既にポイントには100隻を超える大船団に!
そこで大船団が見えたタイミングで船の速度をゆっくりにして魚探をかけながらポイントに向かっていると強烈なベイト反応を発見!
カタクチイワシと思われる反応の付近には青物などのフィッシュイーターの反応も映り、すぐさまポイントマーキング!