1月中旬、神奈川県三浦市三崎町にある諸磯へ向かう。先日の釣果に気をよくして、2週続けての釣行だ。前日は北東風が強かったが風は収まり、翌日からまた強まる予報だったので、短時間勝負とする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・杉崎勝)
諸磯湾でフカセ釣り
神奈川県三浦市三崎町にある諸磯の駐車場に車を停めて、釣り場に到着したのは7時ごろ。
コマセの準備から取りかかる。オキアミ3kgに、マルキユーのアミパワーグレスペシャル1袋を混ぜ合わせ、付けエサは生オキアミを用意した。
クロダイにブダイヒット
まず、足元にコマセを打って様子を見ると、寄せエサに反応する魚は見えないうえ付けエサもそのまま残ってくる。数日前からの冷え込みで水温が下がったのだろうか。
スタートから1時間経って、ようやくエサを取られ始めた。やがて、ウキがジワリと沈んだのでアワせると、ズッシリとした手応え。上がってきたのは40cmほどのクロダイ。
さらに次の投入で三浦半島では珍しいブダイがヒット。あきらかに前週とは様子が違う。
本命35cmメジナ登場
潮の流れ方や目視できていたエサ取りはまったく見えない。付けエサが残ってくることが多く、魚の活性が低いように思えた。
それから2時間ほど状況が変わらず、そろそろコマセもなくなってきて納竿しようとしたころ、エサが取られだして、ウキにアタリがひん繁に出るようになる。
そしてヒットしたのは43cmクロダイ。続けて、ようやく本命の35cm級メジナが顔を見せる。コマセ切れと同時に最後の1投で44cmクロダイを追加。
最終釣果
終わってみれば、クロダイ3尾にメジナ1尾とまずまずの釣果となった。釣れたクロダイを見ると、乗っ込みの気配を感じる個体がいたので、これからが楽しみだ。
11時に納竿して、駐車場へ向かう最中、風向きが変わり始めていたので正解だったと思う。最盛期に入ったメジナ、これから始まるクロダイと楽しみな状況は続くが、天候が落ち着かない日が多いので、無理のない釣行計画を立てたい。
<週刊つりニュース関東版 APC・杉崎勝/TSURINEWS編>
諸磯