1月中旬、釣り仲間の田中さんと大分県佐伯市番匠川河口に投げ釣りに行った。良型のキスやマコガレイなどが顔を見せた釣行の模様をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・上瀧勇哲)
番匠川で投げ釣り釣行
佐伯市番匠川河口の釣り場には午前7時到着。河口護岸で置きザオ釣り。右方向が私で左方向が田中さん。
筆者のタックルは2本の置きザオ。ポイントは3色~4色(1色=25m)付近だ。エサは本虫200g、赤虫200g、パワーイソメソフトの赤イソメ・中と桜イソメ夜光・中。
キス入れ食い
田中さんはサオを3本出して広範囲で攻めている。早速、田中さんにキス20cmが釣れた。続いて3本目のサオにもキス18cm。その後も15cm、17cmとキス入れ食い。
3色投げた私にはキス20cmと12cmのダブルヒット。1時間もしないうちに田中さんはキス9尾。私はキス2尾。
カレイは釣れないが、エサ取りがキスなので「これはこれで楽しい」と田中さん。そして再び田中さんにヒットでキス24cmをゲットした。
3色ラインがポイントで、キスの群れがあるようだ。メゴチやフグも交じりだした。
マコガレイ24cmヒット
置きザオにしたまま食事休憩を取っていると、私のサオに大アタリ。少々重いのでポンピングしてやっと浮かせたらカレイだった。田中さんがタモ入れしてくれたのはマコガレイ24cm。
エサは5cmに切った本虫に投げ釣りパウダーをまぶし、スッポ抜け防止とアピールのためパワーイソメソフト(桜イソメ夜光・中)を1本掛けていた。遠投した田中さんには、すぐにヒットでキス26cm。
潮止まりから引き潮に入ると今度はフグの猛攻で、すぐにエサを取られる。虫エサも少ないのでパワーイソメソフトの赤イソメ・中と桜イソメ夜光・中に特鮮むきエビをつけたら一発で食ったがフグでガッカリ。
今度は特鮮むきエビにパワーイソメソフト(赤イソメ・中)をダブル掛けしたサオ2本で遠投。するとアタリでようやくキス22cmが釣れた。午前中の入れ食いがウソのようだ。
最終釣果
昼ごろまで釣って釣果は田中さんがキス12~26cmを15尾、私はキス4尾にカレイ1尾。カレイだけキープし、キスは田中さんにプレゼントした。
最後に周辺のゴミを拾い持ち帰って「来た時よりもきれいな釣り場」とした。
今後の釣況
これから2~4月ごろはカレイが狙いめかもしれない。エサは本虫。予備エサの赤虫や青虫もあるとよい。パワーイソメソフトに特鮮むきエビの組み合わも意外といいかも。これらを合わせて使うとチヌも釣れる。
また、青虫の房掛けでスズキも釣れるので、いろんな攻め方で釣ってみてほしい。
<週刊つりニュース西部版 APC・上瀧勇哲/TSURINEWS編>
番匠川