水温が下がらない伊豆の海。水温変化も16〜18度と変動傾向にはあるものの、ショアからのエギングにも変化が見られます。堤防港湾主体のエギングから海流のある外洋のポイントで良型が釣れる傾向にあるようです。今回はその変化を感じられる釣行の模様をお伝えします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・野中功二)
近年の伊豆エリアのエギングの傾向
数年前は12月、1月辺りの時期になると小型から中型へ釣れるイカが変わってくる傾向にありますが、近年は12月でも1kg後半や1月に2kg台の捕獲を耳にします。2月には2kg後半の捕獲も珍しくありません。
伊豆の各ポイント状況
最近の状況は夜釣り禁止や立ち入り禁止が増えましたが、平日の堤防はそれほど混雑しません。土日や祝祭日は各堤防でプレッシャーが高いものの、小場所の磯に入れば人が少なめです。
ヤリイカやスルメイカが釣れている堤防は人が多く見た目でよく判断できます。今回、入りやすい磯にエギングが上達した甥っ子と2人で入磯をしてみました。
釣行開始
午後15時ポイントに到着、風裏のため人がいると思ったが貸切り状態。近場のダイビングサービスの水温は、18度台と1月にしたら考えられない温かさです。
まずは「デュエルアオリQフィンエース3.5号システムカラー」澄み潮ブルーのカラーを選択してエギング開始!
今回使用のタックル
・竿 アサルトジェットtypeS90
・リール ヴァンキッシュC3000sdh・07ステラ
・ライン・アーマードTX8 0.6号
エギはシステムカラー中心に使用。武器は色々持っていきたいところです。
良型混ざる数釣りを堪能
開始早々にアオリイカが反応。サイズ的には6〜700gといったサイズです!予想外にポツポツと反応があり、時折混ざる1kgオーバーに湧き立ちます。
潮位も下がり出し、アタリがなくなってきましたが、ポツポツと釣れて、僅か3時間程度で8杯と良型の数釣りとなりました。
釣行を振り返り
釣れた場所の傾向ですが、潮が動く場所に軍配が上がっている印象。外洋に面した磯場でも釣れるものの、数釣りと呼べるほど数は伸びませんでした。短時間でもタイミングが合えば釣果は出る感じですね!
夜になってイカを取り込む際、ヘッドライトで水面を照らしますが、この時期にしては数多くエギに追尾しているのを目にします。今までにない傾向です!
水温が下がらなければまだまだ、この状況は続くでしょう。インターネットを利用して、水温をチェックして釣行計画を立てることは必須でしょう!
低い堤防や、港湾の中の堤防でもライフジャケットを着用して釣りを楽しんでください!
<野中功二/TSURINEWSライター>