9月初旬、釣果情報を見ているとなんと堤防全体で77杯の釣果が揚がっていました。これは行かずにはいられないと急遽沖釣りの予定を取りやめて、久々の沖堤防にてエギングをしに行きました。その時の模様をお伝えします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・岸本真彦)
沖堤防で秋イカエギング釣行
今回私がお邪魔した沖堤防は、青灯と呼ばれるポイント。連日エギングにてアオリイカが好調な場所です。渡船時間は約15分ぐらいでしょうか。少しの時間ですが船旅気分を体験できます。
青灯は全長約400mほどの全体的に足場が低い堤防で、満潮時や風の強い日などは潮を被ることもあるので注意が必要。また濡れている所は大変滑りやすいため、スパイクかフェルトの靴を履いていくのが理想です。
村本海事
今回利用した渡船屋の村本海事さんは、神奈川県横浜市にある野島防波堤渡船とチャーターボートをやっている会社さんです。渡船利用料は半日で3000円、1日で4000円。駐車場は1日500円で利用可能。船釣りより安く又船酔いする人にもおすすめです。
夕まずめのみや半夜など、色々なプランがあるので、気になる方はぜひ問い合わせてみてください。渡船場所はドック、ドック先、青灯、ハナレ、新堤、赤灯の6箇所。初めての人は比較的堤防が長いハナレか青灯をおすすめしたいです。
各堤防に2名以上いないと堤防に渡れないので、行きたい堤防が決まっている人は二人以上で行くと良いでしょう。ライフジャケットは必須。無い場合貸し出しも有るそうです。
当日のタックル
ロッド:ダイワ エメラルダスAIR BOAT 511MLS-S
リール:ダイワ セオリー2506
ライン:ダイワデュラセンサー0.8号
リーダー:リアルメソッド フロロカーボン ショックエギング 1.75号
エギ:ヤマシタ エギ王 ライブ 2.5号 チラツキアジ 490グローボディ
秋のアオリイカ顔出し
沖堤防に到着して、早速エギング開始。私の使ったエギはエギ王ライブ2.5号 チラツキアジです。東京湾の秋イカはエギ王の通称金アジカラーがよく釣れる印象。周りのエギンガーを見た感じだと、ほとんどがナチュラルカラーでした。
1投目からチェイスがあり、とても活性が高いと感じられる状況。数投後軽くドラグが出て乗ったと思って合わせると、秋のアオリイカがしっかりエギを抱いていました。
秋なのでしっかりアピールして誘い、フォール時間もしっかり意識。今回はロングフォール中が良くヒットしました。私の印象ある程度場所が決まっているので初めて行く人は常連さんに情報を聞くなどすると良いでしょう。
ツ抜け達成ならず
私の釣果は3杯で、目標の10杯には届きませんでした。この日は朝のみ高活性で、日中はポツリポツリ釣れている感じ。常連さんに聞いたところ、「今日は渋い」とつぶやいていました。活性がとても良い日は一人で30杯ぐらい釣る人も居るそうです。
私が行った日は、エギンガーさん全ての人に釣果があったらしく、好調を維持してるのかと思います。いつ釣れなくなるか分からないですが、エギングを始めるには好条件。エギングを始めたい人は秋からがおすすめですよ。
<岸本真彦/TSURINEWSライター>
野島沖堤防(出船:村本海事発着所)