近年、よく耳にする釣具のガラスコーティング。数年前まではあまり注目されていませんでしたが、最近は行っている人も多くなってきました。本記事では、釣り具へのガラスコーティングの方法やメリットを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)
釣具にガラスコーティング
最近では、釣具チェーン店にもガラスコーティング剤が置いてあります。ルアーのコーティング剤や、ホロシールなどが置いてあるようなところに陳列されてあることが多いです。
費用対効果は絶大
釣具店においてあるものは当然、釣具専用のコーティング剤。価格はメーカーによりピンキリですが、結構高価です。
上にも述べたように価格が高いこともあり、なかなか気が進まない人もいるでしょう。しかし結論から言うと、中古品のリールも、年式の古いリールでも今からでも遅くありません。ガラスコーティングをした方が良いです。効果がものすごく高いです。
傷が目立ちにくい
ある程度使い古したリールやロッドに使った場合にも効果があります。強固な被膜を形成しますので、擦り傷や線キズが目立ちにくくなります。
潮や汚れをはじいてくれる
撥水効果が出ます。写真にもあるように水をはじいてくれます。このこともあり、リール内部への海水の侵入経路がさらに少なくなり、内部の錆や外観の汚れが激減します。ロッドもガイド付近の錆が発生しにくくなります。
ツヤが出て綺麗な状態が続く
ツヤが出て、表面が滑らかになることで外的な衝撃にも強くなります。例えばフックが当たった場合にも、傷がつくのはコーティング面で、釣具本体の塗装は傷めないことが多いです。2〜3か月に一度ぐらいで構いませんから、ガラスコーティングをしましょう。
釣具専用品でなくても可
実はガラスコーティング剤は釣具専用品以外のところでもともと人気がありました。そうです。車用のガラスコーティング剤です。
ニーズが多く、競争が激しいカー用品ですから価格も釣り専用品より安価なものが多いです。成分もそれほど変わりません。筆者はAZ社のアクアシャインクリアを使用しています。
50mlで500円程度です。一本買っておけば頻度にもよりますが、2〜3年持ってしまいます。
使用方法
専用クロスがスプレーに付属していますから、リールやロッドに吹き付けたあとにクロスで拭き取ります。リールの場合は溝が多い造形ですから、先にクロスにスプレーをしてからリールを拭くと良いでしょう。スプールとボディーは分離させて拭くとなお良いです。ロッドの場合は直接吹きかけて構いません。
3年以上使ったリールがピカピカ
筆者の3年使用したストラディックをご覧ください。たしかに、かなり神経質で傷がつかないように気を付ける性格なのもありますが、それにしてもピカピカです。ぱっと見、新品だと言っても疑わないぐらいだと思います。
まだガラスコーティングをしたことが無い人も、是非ガラスコーティングにトライしてみてください!きっと満足できるはずです。
<須藤雄飛/TSURINEWSライター>