夏本番を迎えると、バスは暑さを凌ぐためにカバー(物陰)に身を寄せるようになります。梅雨の間に降った雨や台風で増水すると、草木の密度や量があるヘビーカバーにデカバスが潜んでいることも。ヘビーカバーにいるバスを釣り上げるには、障害物に負けない強いタックルとルアーが必要です。今回は、河口湖でフィッシングガイドをしている「やりすぎこばちゃん」がヘビーカバーの攻略方法を解説します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・小林義典)
バス釣りにおけるカバーゲームの準備
まずは、具体的な攻略法に入る前に準備しておくと良いことについて説明します。
服装について
増水したカバー周りは、基本的に足場が悪い場所が多いため、長靴やウエーダーは必須です。ただし、ウエーダー禁止の場所や転倒し易い場所などはウエーダーではない方が良い場合もあるので、ケースバイケースで考えましょう。
服装は強い日差しを防ぐために長袖長ズボンが基本で、ジーパン+着圧系スポーツウェアがおすすめ。熱中症対策の発汗素材やファンの付いた空調服タイプも良いかもしれません。
濡れタオルを首に巻いたり、クールスプレーを吹きかけたりして、涼しさを感じる工夫をするのもおすすめです。
虫除け対策も忘れずに
夏のバス釣りでは、虫刺されを予防することも必要。虫除けは、アース製薬の【サラテクト】のような蚊系に効く虫除けと、【アブ寄らず】のようなブヨ系に効くハッカ系の虫除けの2種類を用意するのがおすすめ。
更に実際に刺されてしまったときのために、【ムヒ】のようなメントール系の虫刺され薬を忘れずに持っていきましょう。
偏光サングラスも便利
夏は特に強烈な日差しから目を守るためにも、偏光サングラスが必須。ベビーカバーゲームは根掛かりから外れたルアーが飛んで来たりフッキングミスによるスッ歩抜けでルアーがフッ飛んで来たりすることが多くあるので、サングラスがあると助かります。
偏光サングラスのカラー
ホームセンターの安物でも構わないので、カラーは3種類くらいあると良いです!夏は外から瞳が見えない位の濃いめがおすすめ。
晴天ではスモーク系、雨ではイエロー系、グリーン系はどんな状況でも使いやすいため、1本だけに絞るならコレがおすすめです。
水分と塩分はこまめに補給
他熱中症対策としてスポーツドリンクとを用意しておきましょう。おすすめはセブンイレブンの2Lのスポーツドリンク。甘すぎない適度な薄さで飲みやすいですよ!真夏で3Lから4Lは最低でも用意しておきましょう。他にも塩分補給のための塩アメがあるといいですね。
でも1番良いのは、小まめな休憩を取ること。めまいや立ちくらみを感じる前に、日陰に入ってゆっくりを身体を休めて釣りを楽しんでみてください!