TSURINEWSをご覧の皆様こんにちは!ライターのヨウスケです。アジングやエギングなどのライトゲーム歴は20年以上の私ですが、本格的なメバリングはピカピカの?一年生。そんな私は、磯やオフショアではなく、地元の身近な堤防から尺メバルをキャッチすることにこだわりました。トライ&エラーを1年間何度も繰り返し、2023年春に堤防から尺メバルを3本キャッチすることができました。今回は堤防から尺メバルをキャッチするために大切だと感じたメバルの特性とポイント選びについてお伝えしたいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)
メバルの特性を知ろう
メバリングをスタートする際に、「メバルって何度も釣ったことがあるけれど色んな種類がいたはず……。」「そもそも何を好んで食べているんだろう。」と感じた私は、メバルの特性について、動画サイトやメバルの記事や漁師さんに話を聞きながらを知識を大量に頭に入れていきました。
メバルの特性について、最低限知っておくべきことは以下の3つだと感じました。
・高水温は好まない→堤防や磯からの釣り期は主に冬や春。
・夜行性→日中よりも夜がメインとなり特に大型は夜に釣れやすい
・警戒心が高い→騒音や人の気配ですぐに警戒し、捕食行動をやめてしまう
地域にもよりますが、冬と春がメバリングのハイシーズンであり、ナイトゲームがメインとなることはもはや言うまでもありませんね。
ライトで海面を照らすのはNG
いざ釣りスタートという時でも、メバルの警戒心に対して十分に配慮しなくてはいけません。例えば、夜の釣り場に着いていきなりライトで海面をピカッ!!と照らすことはメバルを一瞬で警戒させてしまいます。釣果は明確に落ちるはずです。
私は事前にタックル準備を済ませてできるだけ静かにポイントに近づいてキャストするようにしています。
大型のメバルがいるポイントを探そう
堤防から尺メバルを狙う上で間違いなく最も大変だったことは、大型のメバルが釣れるポイントを探すことでした。
ブルーバックと呼ばれる黒メバルは回遊力があります。しかし、基本的にメバルは青物のように大きく回遊せずその地域に居つくことが多い印象です。
そこで、ポイントの下見や、ランガンをしながら実釣を繰り返し、時折でも大型のメバルがヒットするポイントを把握することに時間を費やしました。
それでは、メバルが居つく場所や、回遊してくる場所はどのようなところなのでしょうか?ポイント探しの目印をいくつか紹介いたします。
常夜灯の明暗部
例えば、定番の常夜灯の明暗部は最も見つけやすい好ポイントでしょう。メバルはこの常夜灯で生じる足元の影に潜んで餌を捕食することもしばしば。明暗の境目にルアーを通すことができればヒットの確立は上がります。
テトラポッド周辺と藻場
テトラポッドと藻場はメバルが大好きな住処の1つです。テトラポッドで穴釣りをしていて、メバルが釣れる経験を何度もしてきました。
昼間はテトラポッドに隠れて、夜はその周辺で捕食をすることが多い印象です。画像のようにテトラポッドと藻場が一緒になったポイントはメバルの住処として最適でしょう。
※テトラポッドに近づく際には地域のルールを守り十分に気を付け、絶対に無理をしないようにしてください。
潮通しの良いポイント
大型のメバルや回遊性のある黒メバルを狙う際は、潮通しの良いポイントを探すことです。
メバルは大型化してもエラがほとんど成長しない魚です。しかし、あまり泳ぎ回らない習性のため、大型のメバルは潮通しが良くなければ十分に酸素を得ることができません。
例えば以下のような船道や堤防の先端部は、少しわかりづらいですが足元が貫通していて、潮が通り大きな流れが生まれる場所は好ポイントとなるでしょう。
人の気配が少ないポイント
そして、もう一つポイント選びでとても大切なことは、人があまり入っていない(メバルが釣られていない)ポイントを探すことです。
大型のメバルは、例えばアジのように大きな群れをつくることはありませんし、青物のように回遊性も高くありません。そのポイントで釣れるメバルの数はある程度限られているとも言えます。
釣りブームに伴って、人気の少ないポイントを探すことは尺メバルキャッチで苦労したことの1つです。