3月22日(水)、解禁3日目を迎えた山梨県富士河口湖町にある西湖へヒメマス釣りに出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)
西湖でヒメマス釣り
ブラックバスは3月1日に解禁、12月末まで楽しめるが、ヒメマスとワカサギは春と秋に分けて2カ月半~3カ月だけの解禁。2023年の春シーズンは、3月20日~5月31日まで。3月中、出舟は6時~、帰着時間は15時。4~5月は同5時~、同17時と決められている。今シーズンは制限尾数を釣り上げた人もおり、まずまずのスタートだったようだ。
東岸のボート店でローボートを借り、6時ちょうどに湖面へ漕ぎ出す。東電ポンプ場前、津原、小津原と回り、初音沖で群れを発見。近くのブイにボートを係留する。ポイント選びに魚探は必須だ。
15~25mのタナが本命の魚影だが、ゴールデンウイークごろには水深3~4mまで浮くこともある。また、表層の反応はヘラであることも多いので注意してほしい。
群れをとらえて本命顔見せ
当日は、まず10mほどのタナを狙ってみる。キス竿1.8mを3本用意。仕掛けはアジサビキの4号5本バリ、15号のオモリを付けて、8m、10m、12mのタナに仕掛けを下ろして様子見。エサは、イクラと紅サシを用意した。
8mのタナに落とした仕掛けに食い上げる反応。軽くアワセを入れ、ほかの竿を8mにセットして仕掛けを回収すると、20cmと15cmのヒメマスが上がってきた。
仕掛け回収中、2本目の竿も震えている。こちらには18cm級が2尾。1つ目の群れは、これでアタリが終わった。
好ヒット続き26尾手中
20分ほどして再びアタリ。次は、10mのタナに落とした竿に反応。先ほど同様、ほかの竿をアタリのあったタナに合わせてから仕掛けを回収する。釣れたのは22cmヒメマス。続けて、18cmと14cmの2尾。さらに24cmと20cmの2尾が続く。暇と忙しさが交互に訪れるのがヒメマス釣りだ。
エサはイクラのほうがいいようだが、仕掛けにはイクラと紅サシを交互に付けた。その後、漁協前、湖央と移動し11時半まで続け、釣果は14~24.5cm26尾。