法律で年間5日間の有給を取得しなければならなくなった。その消化期限が迫る3月15日、天候も良く、水温も上昇しているだろうと思い自宅から近い千早川マス釣り場へ釣行する事にした。週末にはトラウトキング選手権のエキスパート戦が開催されるため、名だたるアングラーが来て釣れにくくなっているのではという不安もあったが、自分の腕試しをする機会だと思い釣り場へ向かった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)
まさかのロッド破損
受付を済ませて上池からスタート。昨日も叩かれていると思いイーグルプレーヤー50slim/GJのマジックジャークからスタート。
幸先よく2投目でヒットしてネットイン。さぁ外そうとリリーサーを掴んでロッドを引いた瞬間だった。「パキッ」と嫌な響き。強引に寄せ過ぎたのか愛竿のティップが無くなって垂れ下がっていた。凍りつく私。約2年愛用し続けているロッドが折れてしまった。
放流でヒット連発
仕方なく予備ロッドを車から出して再スタート。午前の放流がスタートしてマスの反応も上々。いつもの倍ペースでスプーンをひったくってくれる。
しかし、放流されたばかりのマスの反応は今一つで放流定番のオレ金では1匹釣れただけでほぼ居残りのマスであった。
午後は拾い釣り
お昼の段階でカウンターの数字は39匹。ペースとしては上々である。自宅から持参したお弁当を食べつつ、顔見知りの皆さんと現状について情報交換。水温も上がってきたせいかマスの反応は下池でも良いようで朝の不安は解消されていた。
昼食を終えて、周りの人の釣りを観察しつつボトムなのかそれとも中層なのかを考えながらアプローチ。ポツポツ拾えるものの午前中のような状態にはならない。やはりマジックジャークがマストで、このテクニックで何とか絞り出したが5匹止まりであった。
下池ではスプーンで連発
上池の沈黙が続くので下池の川側へ移動。やはり気温が上がりきらない時期は陽の当たる川側にマスが多い。そこで流れもある端に陣取る事にした。
先日の釣行の反省から大人しい動きのスプーンが良い事が判り、表層から中層に強いローアクション中心のスプーンにチェンジ。
カラーは放流の居残り個体もいると考えて表オレンジで裏が茶色に金ラメが入ったものを使用した。ウェイトは経験則上1g以下だろうと思いセッティング。
1キャスト目。表層を巻いて時折シェイクを入れる誘いをかけたら表層のマスが反応しはじめて5巻きめくらいでヒット!思い通りの展開にホッとする。
レンジを替えたりしながら探って10連発程。久しぶりの大当たり。しかし、そう長くは続かないのでスレて来たと判断した段階でここでもイーグルプレーヤー50slim/GJを投入。スプーンに反応しなかった個体を獲っていく。