外房片貝の直栄丸のハナダイ五目乗合は、ウメの開花時期からサクラの満開時期まで、メバルなどの根魚が狙いめ。2月の釣行は胴突き自作仕掛けで挑戦も根魚2尾と消化不良に。不完全燃焼状態の心を晴らすため、メバルをメインターゲットに置いた改良仕掛けを製作。3月4日（土）にリベンジ釣行した。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース関東版APC・木津光永）
TSURINEWS編集部
片貝・直栄丸からハナダイ五目釣り
左舷5人、右舷5人を乗せて山本義雄船長の操船で出港。航程約40分で片貝沖の水深約27mに漁礁が沈めてある釣り場に到着。天候は晴れ、風は北西からの微風。外房で真潮と呼ばれる東へ流れる潮流だったので、船を風上向きに立てると右舷が潮先となった。
潮の色はわずかに濁りを含んだ緑色で、表面水温は約14度。この時期としては普通の温度だが、前回よりも3度下がっていたのが気がかりだった。序盤はハナダイ狙いのコマセシャクリ仕掛けでスタート準備。6時に船長から「23～18mまで探ってください」と投入OKの合図が出た。
直栄丸（提供：週刊つりニュース関東版APC・木津光永）開始早々に本命ハナダイが登場
コマセが効き始めると、右舷からアタリ始めた。タナ18mに置き竿にしていた私の竿先にもキュン、キュンと明快なアタリ。電動中速で巻き上げると軽微ながら魚の抵抗があり、赤色のウイリーに24cm級クロメバルが掛かってきた。
ほぼ同時に、左舷トモ2番に入っていた常連の渡邊さんが24＆27cmハナダイの一荷。同3番に入っていた小倉さん（市川市）にも同級ハナダイ。すると、私の置き竿にもオキアミエサの先バリに27cm級ハナダイが掛かってきた。
ハナダイが早々に登場（提供：週刊つりニュース関東版APC・木津光永）巻きアワセでハリ掛け率アップ
その後も置き竿で様子を見ていたが、小さなアタリは確認できるものの、なかなかハリ掛かりしない。そこで、竿を手に持ち、仕掛けが張った状態で巻きアワセを入れられるように作戦変更。すると、ハリ掛け率がアップ。タナ20m以下では20～23cm級の小型ハナダイやベラが多くなったが、空振りなしで掛かった。
イナダも混ざった（提供：週刊つりニュース関東版APC・木津光永）
