12月3週目に入り、気温もぐんと下がって本格的な冬到来。こうなると水温が安定する三重県・鳥羽沖に伊勢湾内の魚も集まり始め、ジギングのハイシーズンに突入する。この好機を逃さないよう12月18日に鳥羽の遊漁船に出かけた。当日は爆風で湾内限定の釣りになったが、青物大漁と大満足の釣果に恵まれたので、その模様をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治)
鳥羽沖で青物ジギング釣行
午前6時に鳥羽の港に到着し、早速ジギングタックルを準備。船長からジグウェイトは150g以上との指示に従い、まずはTGベイト150gをチョイス。準備が整うと6時半すぎに出船。最初のポイントに到着すると、早速トリヤマが出現した。
表層付近でボイルも発生し、魚の活性も高そうだ。船長の合図でジグをキャストし、サミングしながらジグを着底させる。着底後速巻きで魚を追わせた後ワンピッチで誘う。早々に同船者がヒットし、ポツポツとブリやワラサが上がりだす。
ワラサに本命ブリも登場
船長からシルバー系がいいとのアナウンスを受け、ジグを頑鉄のプルピンに変更する。ジグをキャストしサミングしてフォールさせていくと、中層でイトフケが出た。ここでアワセを入れると、サオが曲がりファイト開始だ。
青物の強烈な引きを楽しみながらグイグイと巻き上げると、この日1匹目はワラサだ。さらに次は着底後の巻きでヒット。魚の引きは先ほどより強烈なため、慎重にファイトする。じっくりと巻き上げてくると。大本命のブリ登場だ。
ハマチのラッシュ
しかしその後、時合いが終わりポイントを移動。ここでも魚の活性は高くハマチのラッシュにブリ、ワラサが交じる。
速巻きからのワンピッチに、ロングジャークを入れるコンビネーションジャークで狙っていくと、フォールでゴツンとひったくるアタリ。これも引きは強烈だが、あいにくのラインブレイク。
最後に痛恨のバラシ
その後ハマチをコンスタントに追加。活性も高くフロント、リアフックのツインヒットありと数釣りを楽しむ。波も高くなってきたことから、さらに湾内に移動し、最後の流し。
ここでも早速ヒットさせると、またも強烈な引き。慎重に巻き上げて残り15mまで巻き上げるが、ここで痛恨のバラシ。ジグを上げて確認するとフックがぽっきりと折られていた。