霞ケ浦ふ頭でソルトゲーム釣行
現地に到着したのは午後9時すぎ。午後6時半ごろが満潮で、そこから下げ潮となる潮回りだ。一番いい時間帯は過ぎている感じだったが、まずはトライしてみる。
タックルは、ロッドが18ワールドシャウ2701FF、リールがツインパワーC3000、ラインがアヴァニSLJマックスパワーPE・X8の0.8号、リーダーがハードコアエックスフロロカーボライン8lbだ。
まずはシーバスから狙ってみる。ルアーは定番のビーフリーズ65Sのパールカラーだ。まずは富洲原周辺の岸壁から探ってみる。所々にある街灯でできる明暗部を攻める。足元の影は幅が5~6cmと狭いが、境目をまっすぐミノーを引けるように岸壁と平行にキャストし、ミディアムスピードのリトリーブすると、何かがコツッと触った。
次に沖の明暗の境界、潮目を探るが何もなし。ここで狙いを岸壁際に絞ることにした。ヒットした場合、近距離になるのでバラシを防ぐために少しドラグを弱くした。弱過ぎると今度はいいように走られて、主導権を取れなくなるのでこの調整は意外にシビアだ。
岸壁際で45cmシーバスヒット
少し移動して飛距離を取り、先ほどと同じようにアプローチしリーリングスピードをよりスローにすると、足元近くのピックアップ寸前に一気にひったくるようなバイト。やはり近距離でのヒットだ。
足元の水面下でエラ洗いを見せるが、弱めに設定したドラグがうまく効いてくれて適度にラインが出る。サイズもそこそこのようだ。
「バレるなよ~」と念じながらファイトすると、今度は一気に沖へと走りだした。
沖で数回ジャンプを見せたが、距離を詰めてネットイン。45cmほどのシーバスだった。イメージ通りの展開に思わず笑みがこぼれた。
次の1匹を狙うべく、少しずつ西へ移動しながら壁際を探っていくと、またしても同じ展開でヒット。これはひと回りサイズダウンの40cmだった。その後35cmほどセイゴを追加したが、サイズアップは望めないと感じたので、霞ケ浦ふ頭へ移動して同じようにミノーで岸壁沿いと沖を探る。
ジグヘッドリグでカサゴ
だが反応がないので、次にロックフィッシュを狙ってみた。ルアーをエコギア熟成アクア活メバルミノー1.6inchのジグヘッドリグに変更。まずは岸壁際に落とし、底まで沈めていく。着底後はリフト&フォールの誘うと、コツコツとバイトが出た。ラインを少し張って、重みを感じたところでアワセを入れ小型のカサゴをキャッチ。
その後は沖へキャストし、ボトムバンピンクで広範囲に探って小型のカサゴを追加。この1匹をキャッチし、午後11時すぎにストップフィッシングとした。
今回は短時間で釣果が得られたが、今までの経験で攻め方を絞り、早い決断を実行した結果だと思う。やはり日ごろの積み重ねは大切で、経験を蓄積するためにもフィールドに出ることが一番だと実感した。
<週刊つりニュース中部版APC・戸田英明/TSURINEWS編>
霞ケ浦ふ頭